うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英字新聞で学ぶ「スポーツ英語」

 よみうりカルチャー錦糸町の名物講座

 社会人の英語学習者にとって、おススメの教材のひとつが「英字新聞」である。

 英字新聞を活用することがTOEIC試験対策になるのかについては、賛否両論があるようだ。

 私は、そもそも新聞を読むことが、大人のたしなみであると考えているので、英字新聞を読むことを、勉強のひとつとして軸足に据えている。

 私は、TOEIC800点を目指すいわゆる「中級レベル」の英語力なので、数ある英字新聞の中で、読売新聞が発行している「ジャパン・ニュース」が自分のレベルに合っているので、定期購読をしている。

 意気込んで英字新聞を購読したものの、読むのが面倒くさなって、読まずにためて、挙句には挫折する人も多いと聞く。

 幸い、ジャパン・ニュースには、英字新聞に親しむ仕掛けがあるので、私は、挫折せず、現在も続けている。

 その仕掛けとは、よみうりカルチャー錦糸町で開講している、「現役記者が教える、英字新聞で学ぶ『スポーツ英語』」の存在である。

 東京圏に住んでいる人で、英字新聞に興味がある人は、ぜひ、体験講座でもいいから受けてもらいたい。

 第一及び第三火曜日の夜、和気あいあいとしたクラスで、英字新聞に親しんでいる。

 以下、私が受講した際に感じているメリット等を紹介していく。

 1.現役記者による講義

 講師は、ジャパンニュースの現役のN記者、スポーツが担当で、アスリートの取材なども行っている。

 また、現役記者ならではの豊富な知識と、スポーツのみならず、新聞記事について取り上げる話題の裏話など、英語ボキャブラリーを学習しながら、生情報を聞ける醍醐味がある。

 もちろん日本人記者なので、英語力に自信がない方でも、十分なサポートを受けられる。(受講生の英語レベルも多種多様である。)

 2.英字新聞仲間ができる

 受講生は、一応、英語の勉強の一環として、英字新聞をいかに学習に取り入れるかを試行錯誤している方が多く、そんな方々との情報交換ができる。

 私も、実際、英字新聞とは関係がないものの、英語学習つながりとして、TOEICの受験を他の受講生に呼び掛けたこともあった。

(実際、私の話を聞いて、TOEICを受験してくれた方がいらっしゃった)

 講師のN記者についても、TOEICや英検の受験対策として英字新聞を活用する秘訣を聞けたりした。講義の前後にも、気軽に質問できるので、巷の英会話スクールよりも、よっぽどリーズナブルかつ新聞社が開催しているので信頼度も抜群に高い。

 3.効果的な英語学習につながる

 ざっくりと講義内容をまとめると、まずは、教材として英字新聞が配布され(定期購読不要)冒頭、新聞の見出しを通して、気になるニュースを解説していく。

 そして、メインはスポーツ記事(英字新聞のスポーツ面)が中心になっていくが、記事を介して、リーディングとボキャブラリーの学習が中心になる。

 もちろん、全米四大プロスポーツや欧州サッカーをはじめ、あらゆるスポーツが話題に上がるので、興味が尽きない。

 特に私の場合、仕事でアメリカ人と接することがある。そうなると仕事の本題に入る前に、会話手段として、あたりさわりのない「スポーツの話題」がうってつけである。

 アメリカ人の方は、たいてい、アメリカンフットボールNFL)が好きである。

 私は、この講義を受けて、初めて、アメフトのルールとか、人気チームや弱小チームの区別などを知るようになり、ビジネスの場で、講義にて培った豆知識をコミュニケーションの潤滑油として利用している。

 4.まとめ(コスパに勝る一石三鳥の講義)

 なにより、この講義の特色は、現役英字新聞記者によるスポーツ英語に尽きる。

 つまり、

 ・英字新聞を題材とした英語力がつく

 ・現役記者による日本語力がつく

 ・スポーツ英語を通してのスポーツ観戦の趣味が広がる

 と、一石三鳥のカルチャースクールである。

 まさに、新聞が好きで、英語を学習して、スポーツ観戦が趣味の私にとって、毎回の授業が待ち遠しい。

 少しでも関心がある方には、ぜひとも、受講をおすすめしたい。