うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語学習者はTOEICを受けよう

 自分の立ち位置を知ることで効果的な学習計画を

 英語を勉強したいと思っている人には、TOIEC L&Rテストの受験を勧める。

 自分の英語力を数値化させることによって、今後の対策が立てやすくなる。

 ・TOEICは英語学習の体重計である

 英語学習者がTOEICを受験することは、ダイエットを決意した人に、

 「まずは体重計にのりましょう」

 ということに似ている。

 自分の体重を数値で判断して、今後のダイエットの計画をどう練るか考えるように。

 英語の場合、勉強してからTOEICを受けるのではなく、まずは、最初にTOEICを受けてしまうこと。

 そこで、自分が何点なのか知ることにより、今後、自分が何点のスコアを目指すのかを立ち位置をはっきりさせよう。

 そして、今度はそのスコア突破を目指して、自分の身の丈にあった参考書なり問題集なりで勉強をしていくことがおすすめである。

 幸い、TOEICはほぼ毎月実施しているので、英語学習の継続化サイクルにうってつけである。

 まずテストを受け現状のスコアを知り、

 次に、現実的な当面の目標設定をして、次の試験まで十分対策を練る

 そして、またテストを受ける……

 こうした繰り返しにより、学習を継続していけば、徐々にスコアが挙がってくることは間違いないだろう。

 ・ゲーム感覚でTOEICスコアの変遷を楽しむ

 ロールプレイングゲームのように経験値を積んで、レベルアップを図れる。

 ゲーム感覚でTOEICスコアの変遷を楽しめばいいと思う。

 TOEICは5点刻みの配点になっているから、100点アップを目途に、スコアのステージを挙げて行けばよい。

 実際、やみくもに受けていても、スコアは上下を繰り返す。

 受験のタイミングは計画的に考えた方が良い。

 自己ベストを更新したり、目標スコアに達成したりした時には、とてつもない喜びに変わることがある。

 しかも、そんな喜びが「英語力」に裏打ちされているのだから、これを利用する手はない。

 私も、TOEICの虜になっている。

 点数ばかり追っかけたところで、真の英語力の向上は図れないのでは?

 という批判的な言葉を耳にすることがある。

 しかし、TOEICは結果がすべてである。

 TOEICの妥当性云々を言う前に、まずは受けてみるべし、というところである。

 ・孤独な闘いを癒す仲間の存在

 実は、私もTOEIC受験は「苦行」であった。

 早起きして、家族が寝ている間にTOEICレーニングの日々、

 休日とものなると、喫茶店や自習室での問題集との格闘。

 TOEIC対策は孤独な闘いであった。

 そんな私が、TOEICにハマるきっかけとなったのが、SNSやブログの存在。

 特に、自分からTOEICネタを発信するようになった。

 最初こそノーリアクションだったけれども、何度か情報発信していると、誰かに響いてくれるようである。

 勉強の成果を投稿すると、「いいね!」の反応が返ってくることがある。

 そうなると、がぜん勉強のモチベーションが上がる。

 とくにTOEIC試験本番の日は、ほとんどお祭り騒ぎである。

 試験体験動画なども百花総覧、自分ひとりだけががんばっているわけではないので、励みになる。

 もちろん、試験当日の試験会場での熱気も勉強の支えとなっている。

 老若男女問わず、ひとつのテストに向かって、大勢の方が集中する。

 試験開始までの身が引き締まる思い、試験終了時での解放感、そして、反省点。

 試験が終われば、また、次の試験に向けての準備が始まる。

 手ごたえがあった回も、絶望にくれる回もある。

 けれども、試験の結果はいつも待ち遠しい。

 ・TOEIC試験を受けよう

 社会人になると、なかなかこうした緊張感が味わえない。

 旺盛なチャレンジ精神、その結果、英語力も伸びることにはれば、こんなに有益なことはない。

 だからこそ、英語の勉強をしたくても、何から手をつけていいかわからない、という人には、手始めにTOEICテストを受けてみよう。