うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC中毒者の手記

  受験回数を増やすことに妻は猛反対

 TOEICのスコアアップのための施策に思わぬ壁が立ちはだかった。

 私のTOEIC勉強について、妻からの理解を得ることができずにいる。

 そもそも私の妻は、私がTOEICの受験をはじめ、英語の勉強をすることに懐疑的であった。特にこの頃は、TOEICへの入れ込み具合が目に余るという。

 私は、今後の計画として妻に相談したのことは二つ

 ・TOEIC受験回数をこれまでの半年に一度から、三カ月に一度に増やしたい

 ・TOEIC公式問題集7が発売されたので購入したい

 この申し出に対して、妻から手痛いしっぺ返しを食らった。

 いずれの要求も、結論からいえば「NO」であった。

 うち、受験回数を増やすことについて。

 さきの11月の受験は、約10カ月ぶりのことであり、久しぶりに緊張感をもって受験したものの、いつになく面白かった。

 コロナ禍で、なかなか思うように受験ができないことに加えて、その10カ月の間に、TOEIC勉強をはじめとする英語勉強ブログとSNSを始めたことにより、私の趣味としてのTOEIC熱が高まってきたことが大きな要因である。

 妻が言うには、TOEICの受験回数を挙げて、下手な鉄砲数うち当たる式にテストを受けたとしても、それで、スコアアップが良かったからといって、それが何の意味があるのか、ということである。

 おっしゃることはよくわかる。

 本当ならば、毎月のようにTOEICの受験機会があるので、毎月受けることができる。

 そんな中でも、三カ月に一度くらいなら、「受け過ぎ」ではないと考えているのだが。

 仕事のためとか、将来のたため、という大義名分は妻は許さない。

 だから私は、「TOEICは趣味です」というスタンスを取った。

 妻にいわせると、すでに趣味の領域を超えて、「中毒」の域に達しているという。

 平日の早朝の勉強、そのために平日は、さっさと早く寝てしまうこと。

 休日は、摸試を中心とした勉強に費やし、家族と過ごす時間をおろそかにしているということ。

 特に、リスニング試験や摸試の2時間通し勉強などをしていると、部屋にこもりっきりで、神経もピリピリしていて、なんだか表情が怖い、といっていた。

 また、最近は、私の身なりもだらしなくなってきて、また、体重も増加傾向にある。

 明らかに運動不足であり、リフレッシュが十分にできていない、というのが妻の私に対しての見立てである。

 もちろん私の身を案じて言っているのかもしれないが、どうして私が、趣味としてTOEICにハマっていることに対して、嫌な気持ちになるのだろう。

 何事もやり過ぎは禁物である、そんなことは百も承知である。

 妻との不毛な争いはしたくないので、勉強時間は、妻が寝ている早朝に確保していることにしている。

 しかし、さすがにテスト回数の増やす実力交渉にはブチ切れていたようだ。

 どうしたら、応援してくれるようになるのか?

 幸い、TOEICの勉強は続けることに関しては不快としつつも、認めている。

 ただ、明らかに一線を越えていることについて、反対しているのである。

 だから、いままで通り、半年に一度の受験頻度であれば、反対はされないだろう。

 ここは、ひとつ、半年に1回の受験でも、受けさせてもらえるだけ有難いという気持ちで、回数増加の野望は捨てるか。

 それとも、根気強く説得を試みて、3カ月に一度の倍加計画をすすめるか。

 さらには、大きな声で言えないが、表向きは半年に一度ということにしておいて、こっそり申込み、こっそり受けてみてはどうか。

 あとは、タイミングの問題でもある。

 今回は、公式問題集7の発売に合わせての申し出であった。

 高額問題集を購入したいということだけでも、妻側からすれば許しがたいことなのにもかかわらず、さらに受験頻度も上げたい、とも打ち明けたのである。

 「アナタばかり好きなことをやってズルい」

 「これ以上、健康と時間とお金を費やすのをやめて」

 そう考えててもおかしくない。

 確かに今回のテストも自己ベストを達成しなかった。

 これだけ時間を割いているので、自分としては努力が足りないと思っている。

 語学の勉強に関しては、成果がすぐに表れるわけではない。

 妻に理解してもらうために、どう自分をコントロールすればいいのだろう。

 趣味ではなく、すでに中毒の域に達しているTOEIC熱。

 妻からの強硬な反対も、やはりTOEICスコアが足踏みしている原因の言い訳になってはいないか?

 私のTOEICへの取組みに対して、妻を味方につける方法なないだろうか?