うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

さよなら英字新聞講座

 英語趣味オンリーからのシフト

 今年最後の読売カルチャー「英字新聞で学ぶスポーツ英語」が終了した。

 来年の更新手続きをせず、とりあえず年内で止めてみることにした。

 もちろん講師であるN記者は本当に尊敬できるいい人だ。

 クラスの雰囲気も和気あいあいとして、これからもずっと一緒に学びたかった。

 しかしながら、現実にはいくつかの壁が立ちはだかり、継続を断念した。

 最大の理由は、開講時間である。

 夜8時スタートで9時半終了。 

 通勤途中にあるとはいえ、さすがに講座のある日は、遅くなってしまう。

 これが、普段、朝活をやっているサイクルに微妙な影を落としている。

 平日は、朝4時に起きて、アルクTOEIC講座をやっている。

 逆算すると、夜9時には布団の中に入りたい。 

 しかしながら、月2回の英字新聞講座があると生活のリズムが狂うのである。

 苦渋の決断であるが、限りある時間とお金、さらには睡眠時間の確保を考慮して、今回で退会することに決めた。とても残念である。

 退会の最大の理由は、こうした「朝活への支障」である。

 しかし、他にも、英字新聞講座を継続しない理由がいくつかあった。

 ひとつには、内なる関心が、英語オンリーから英語と文芸の相乗りにシフトしていることである。

 このブログをはじめたもの、「英語趣味」と「文芸趣味」の折衷案である。

 TOEICスコアが目標としていた730点を超え、さらに、会社においても希望していた英語を使う部署に配置されたことも原因のひとつ。

 こからは、がむしゃらに英語をやるよりも、英語の勉強は継続しつつ、さらに、もうひとつの強味や好きなこと、(そして願わくば稼げること)に関心が広がったのも事実である。

 もちろん「現役英字新聞記者」による講義なので、それなりに文章に携わることもできる。ただし、文芸講座との掛け持ちは、やはり欲張りである。

 英字新聞講座と文芸講座のどちらかひとつを選ぶとしたら、今は、文芸講座のほうに軍配が上がる。

 これは、更なる退会理由のひとつになるが、英字新聞講座はコロナ禍でいったん中断したものの、また対面講義形式へと再開した。

 一方、文芸講座は、それまでの都内のさる公民館に集まる形式をやめて、ZOOMを使った完全リモート方式に舵を切ったことがある。

 もちろんアンケートなどで、英字新聞講座のリモート化を切に願ったものであったが、その実現は厳しいものと考えている。

 ただし、文芸教室がリモート化され、自宅にいながら講師からの指導が受けられることになり、時間の制約がなく、また、生活のリズムもそれほど影響を及ぼさないなど、非常にメリットがあることがわかった。

 要するに、リモート化に舵を切らない「英字新聞講座」に見切りをつけたというのが、本音のところである。

 また、正直にいってしまうと、ややもすれば、英字新聞講座の授業内容が、最近、マンネリ気味に感じつつもあった。

 これは、講師や運営方法に否があるわけではない。

 単に自分の関心が、英字新聞を読むという受信型から、ブログや著述といった発信型に軸足が移ってきたことに他ならない。

 こうしたことから、とりあえず、年内で英字新聞講座の退会を考えた。

 このことは、ウィズコロナの時代における趣味的アプローチの理想な在り方を示しているものと言える。

 つまるところ、

 ・朝活を確保するために生活リズムを第一に考えること

 ・お金と時間と睡眠を優先すること

 ・リモート化が進まないことに見切りをつけること

 ・インプット(受信)型からアウトプット(発信)型に時代の潮流が変わった

 以上の理由があってのことだと考えている。

 私の苦渋の決断が、何かのヒントとなれば幸いである。