うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英字新聞で英語を学ぼう・3

英字新聞の社説を毎日読もう

 英字新聞を購読してみたいけど毎日なんてとても読めない。

 手をつけていない新聞がたまり、とても読む気になれない。

 英字新聞を購読する人に、そんな不安を感じる人も多いと思う。

 ジャパン・ニュースの購読する私にとって、おすすめなのは、「社説」を読むことである。幸い、同紙には、英文社説と同じページに、日本語の社説がある。

 どうしても英文記事の敷居が高いと感じるのなら、まず、右側の日本語を読んで、内容を理解してから、英文社説に挑戦してみてはいかかがだろうか。

 

 英字新聞を読むコツのひとつに「新聞を隅から隅まで全部読もうとしない」がある。

 さすがに、日本語の新聞だって、全部の記事を丹念に読んでいる人は珍しいだろう。

 一面や見出しをさっと見て、気になる記事を深堀り読みをする。英字新聞も、そういう気楽なスタンスが必要なのではないだろうか。

 日本語の新聞では、私はどんなにいそがしくても「コラム欄」を読むようにしている。読売新聞では「編集手帳」、朝日新聞では「天声人語」というように。

 コラムを毎日読むだけで、新聞を購読する意義を見出している。

 ジャパンニュースには、「編集手帳」の英文は週一回しか掲載されない。

 しかし、「社説」は、ありがたいことに日英両文で毎日掲載されている。

 これを利用しない手はない。

 

 私は、どんなに忙しくても、英文社説の音読だけは、毎日、欠かせないようにしている。懐具合は寂しくないわけではないので、せっかく購読しているので、読まなきゃもったいない。毎日、社説に挑戦することで、購読料に見合う英語学習量を維持している。

 

 TOEICのスコアアップを主軸に英語の勉強をすすめている私にとっては、さる英語学習コーチからのアドバイスで、次の順序で英文社説を利用している。

 まず最初、ひたすら英文社説を音読する。(この時、右側の日本語社説を一切、目を通さない)分からない単語があっても、なるべく止まらないように最後まで読み通す。

 次に、右側の日本語を読み、自分が最初に音読して、理解している内容が、合っているのかを検証する。さらに、日本語で気になる用語や数字を左側の英文社説にて、相応する表現や言葉を鉛筆などでマーキングする。

 そして、最後に、もう一度、英文社説を音読する。

 これを毎日繰り返している。

 先に英文社説からチャレンジすることは、本番のTOEICの読解問題の形式に沿う形でのトレーニングになるのだ。

 もっとも、このやり方を教えてくれたコーチも、当初は「英字新聞は難しい」といって、社説を毎日読むことに懐疑的であるが、私が新聞が好きであること、そして、日本語の意味を理解できる材料であることから、効果的な学習方法をアドバイスしてくれた。

 さあ、あなたも、英字新聞の「社説」に挑戦しよう。