英語の勉強を挫折しそうになったら
勝間和代さんの新刊、「勝間式ネオ・ライフハック100」が発売された。
さっそく購入して、あっという間に完読した。
この本の中には、やり直し英語学習者にとっての「目からウロコ」の福音が書かれているので、ぜひ、英語能力を上達したい社会人に読んでもらいたい。
勝間さんの著作の中で、「インディペンデントな生き方・実践ガイド」という本があり、私も、この中で紹介されている、具体的な英語勉強法、そして、英語ができるようになることの効用を書かれていて、とても参考になっている。英語の勉強が嫌になったときなどは、この本を読み返して自分を奮い立たせている。
さて、新刊の「ネオ・ライフハック」の中でも、御多分に漏れず、英語の勉強について紹介している。共感することしかり。なかでも、英語の勉強を挫折しそうになったら、次のことを実践するように、この本をヒントとして紹介していく。
・目標設定を行う
・誰かと一緒にやる
・毎日行う仕組みを作る
これは、この本の中で、「継続力を養う3つのコツを知る」という中でポイントとされている3点であり、英語の勉強についても、これを当てはめていくことで、とてもわかりやすく、かつ実践的に「挫折の回避」を行うことができる。
以下、自分なりに、英語の学習に置き換えていく。
「目標設定」については、TOEICや英検といった資格試験を利用することがいい。しかも、自分の手の届きそうで届かない範囲を設定することがコツである。
私の場合、TOEIC L&Rテストの自己ベストが750点なので、とりあえずの目標は、800点(中期的に860点、最終目標は900点)突破ということにしている。英検も、私は2級取得しているので、とりあえず、準1級は視野に入れて、勉強をしていきたい。(TOEICがメイン、英検がサブ、ということで)
次に「誰かと一緒にやる」ということについて。これは、職場の同期や同僚で、英語勉強に関心がある者にこちかから積極的にアプローチして、「TOEICを一緒に受けてみない?」といって誘うことにしている。
また、会社関係以外でも、英語学習サークルやカルチャースクールに入会して、そこでできた友達にも、TOEICの受験を勧めている。
もし、そんな同僚や知人がいないという人であれば、SNSを活用するのも手である。最初のウチは、フォロワーも少ないが、毎日、学習成果を、SNSで発信していくと、誰かが「いいね!」をつけてくれたり、「フォロワー」になったりしてくれるので、とても励みになる。
独学勉強では、とかく孤独になりがちで、ひとりにされると嫌になるので、自分ひとりだけではない、というつながりを模索してほしい。
最後に「毎日やる」ことについて。
これは、人間だから、勉強をさぼりたいと思うのは当たり前な感情である。
でも、そんなときにでも、わずかな時間でもいいから、英語の勉強に触れる機会を設けてほしい。
実は、今日は、土曜日なので私は会社が休みなのだが、とても2、3時間の勉強はできない。そんなときは、アルクの過去のコースで使った教材のウィークリー・テスト(20分くらいで修了できる)を改めてやってみたり、英字新聞の社説の音読をしたりして、なんとか、「まったく英語の勉強をしない日」を忌避する仕組みを心掛けている。
その意味で、一日1時間毎に細分化されている、アルクのTOEIC強化コースや、英語と日本語で併記されている社説が掲載されている英字新聞のジャパン・ニュースの購読などがおすすめである。
英語を嫌になってもいいから、英語に全く触れない日を作らないこと。
こうしたコツが、勉強のコツである。
もちろん、勝間さんの新刊「ネオ・ライフハック100」を読むことも非常にお勧めである。