うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語勉強を挫折しない3アイテム

 英語の勉強は毎日の継続が不可欠

 社会人の英語学習者にとっては、毎日の英語学習の継続が必要である。

 しかし、なかなか時間の捻出が難しい。

 継続するコツは、勉強する仕組みを習慣化することである。

 そこで、こうしたフレーム作りに貢献できるアイテムを三つ紹介する。

 ・アルク通信講座、スタディサプリなどの「1日1課」教材

 ・英字新聞(初中級者はジャパンニュース)

 ・ポットキャスト(NHKワールドENGLISHニュース)

 まずは、「アルク通信講座やスタディサプリ」などの教材について。

 私は、職場で割引斡旋を受けていることもあり、「アルク通信講座」を継続している。人によっては、ステディサプリなどでも良いと思われる。

 ポイントなのは、教材の設定が、1日に1時間程度でやりきるよう設定されていることである。これを、朝、1時間早起きして、机に座り、教材をやることをルーティンとしてしまおう。(当然、朝一時間早く起きるということは、いつもより、1時間早く寝ることを習慣づけよう)

 アルク通信講座なら、TOEICのスコア別に細かく設定されているので、自分の身の丈にあったものを選ぼう。そして、私は、700点コースからスタートし、3回繰り返したら、次のステップへ進み、800点コースも同様に終え、現在、この8月から、900点コースを始めている。

 いったんアルク会員になれば、学習記録などが継続されている。また、スマホをお持ちの方は、値段も安く、嵩張らず、場所を選ばない、「ダウンロード版」をおすすめしたい。

 次に「英字新聞」について。

 TOEICの勉強に英字新聞を活用することは時間と労力の無駄、ということを耳にすることがあるが、私はそうは思わない。

 TOEICテストのPart7の圧倒的な英語の読解分量、これは、日ごろから、ある程度のリーディング力を養っていかなくてはいけない。

 社会人となれば、新聞はマストアイテムなので、いっそのこと、購読する新聞を、日本語の一般紙から英字新聞に変えてみてはどうだろうか。

 ニュース記事を知ることはもちろん、英語の勉強にもなって、一石二鳥である。

 毎日の継続するコツは、たとえば、「1面トップ記事」とか「社説」とか、「スポーツ記事」とか、必ず一日に一度、読み込むコーナーを自分で設定してみよう。

 毎朝、自宅まで届けられ、しかも、一日につき150円程度で済むなんて、社会人の英語学習者こんなにコスパのよいアイテムは他にない。

 最後は、「ポッドキャスト」について。

 スマホをお持ちの方は、ポットキャストを利用して、ぜひ、英語ニュースを聞いてほしい。英字新聞と併せて利用すると効果的。英字新聞は、「リーディング対策」ならば、ポットキャストは「リスニング対策」と使い分けしよう。

 どうしても、英字新聞の音読だけでは、我流になってしまうので、ここは、プロの英語発声に耳を傾けよう。英字新聞がジャパンニュースであれば、ポットキャストは、NHKワールドEnglishニュースをおすすめしたい。

 まったく同じニュースではないが、たいてい日本や世界の主要ニュースを網羅している。英字新聞で、さっとその日のニュースを俯瞰して、ポストキャットで、今度は、ニその日のニュースに耳を傾ける。

 以上のように、私の平日のルーティンは、朝早く起きて、アルク教材を60分やり、英字新聞をさっと目を通し、ポッドキャストの英語ニュースを聞きながら、朝と昼の弁当を準備する。そして、通勤電車で、英字新聞の社説を精読する。

 これを習慣化させることによって、一日の英語の勉強のノルマの達成感に浸れることになり、何事にも前向きに取り組むことができる。

 英語勉強の継続化の秘訣は、継続できる仕組みを作り出すことである。