英語にせよ何にせよ、継続は力なり…。
というのは、わかっているけれども、その継続が難しい。
勉強を継続させる方法は、たったひとつ「楽しむ」以外にない。
では、社会人のやり直し英語の勉強を具体的にどうやって楽しむのか。
私の経験を紹介していこう。
楽しむコツは、以下の三つである。
・お金が稼げる
・友達ができる
・ギャフンと言わせる
まず、「お金を稼げる」について述べてききたい。
経済評論家の勝間和代さんは、「英語ができると、収入が1.5倍になる」という論を展開されています。
ここでいう、「英語ができる」ということは、TOEICなら、最低でも730点、できれば860点と、同氏は、著作で述べています。
これは、私も大いに賛同です。
ちなみに、私のTOEICの自己ベストが2年前に獲得した750点でした。
念願の730点超えを、48歳11か月で達成しました。
もちろん、そこで急に給料が上がったというわけではありません。
ただし、TOEICスコアが700点を超えると、英語に対してのアレルギーが少なくなり、会社でも、一目置かれた存在になります。
英文で書かれた貿易書類やインターネット情報など、いちいち辞書を使わなくてもなんとなく理解できるようになる。そのストレスフリー加減から、能力単価が上がるような感じがするのである。
また、英語ができるようになると、職場の同僚や関係者などから頼られることになり、結果として、自分の苦手なことに関しては、「英語で助けてあげたときの恩を返す」ことで、こうしたリスクやコスト高を回避することができる。
だから英語ができるようになると、「お金を稼げる」もしくは、それに準じた「コストパフォーマンスが生まれる」ので、結果として、楽しくなることである。
二番目の楽しむコツは、「友達ができる」ということ。
まず、英語の勉強は孤独なので、一緒に学ぶ仲間ができれば一番いい。
なかなか仲間が見つからないのならば、SNSやブログで、英語を勉強していることを発信してみよう。
最初のウチは、わずかなリアクションであるが、かならず「賛同」なり「関心」をしてくれる人が出てくる。
私は、当初は、勉強の成果を、最近では、英字新聞の社説の話題をSNSで発信しているが、「いいね」の高評価をいただくと、がぜん、勉強のモチベーションが上がってくる。
英語の勉強は孤独なものではない。
もしも、孤独であると感じたなら、自分の勉強の成果をどんどんネット上で発信してみることをおススメする。
最後に、「ギャフンといわせる」について。
中高年のやり直し英語を決意した人は、少なからず、英語に対してのコンプレックスを持っていることだろう。
自分の能力を蔑んだり、嫌味のひとつでも言われたりすれば、くやしいと思う。
実際、私は、妻から「アナタには英語の才能はないから、勉強なんてしても時間のムダよ」と言われたことがある。
なんとか、自分が英語をがんばって、そういう冷たい言葉を浴びせた人たちに、ひと泡ふかせたいと思っている。
そうするためには、方法はたったひとつしかない。
そう、自分が、英語の勉強を継続することである。
そうして、いつか、これらの輩に、「ギャフン」と言わせたいのである。
まとめると、英語の勉強を継続するためには「楽しむ」ことが不可欠。
楽しむためのコツは、金を稼ぎ、友と学び、敵にギャフンと言わせることである。