うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

私のTOEIC苦手分野を克服する英文法教材3選

TOEICで700点以上を取るには、苦手分野があってはいけない。

 私のここ直近のTOEICスコアは700点弱で推移している。

 (もっとも、コロナ禍になって、受験そのものができない状況ではあるが…)

 ざっくりいって、リスニングが400点、リーディングが300点。

 目標としている800点を超えるには、リーディングにもう100点くらい、のびしろが欲しいところである。

 700点・800点を超えるためには「苦手分野」があってはいけない。

 私は、PART5・6の、いわゆる「文法問題」がどうも苦手である。

 そこで、一応、この苦手をどう克服しているのか、実際に私が使っていて、おすすめしたい英文法教材を3つ紹介する。

 ・マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)

 ・TOEIC L&Rテスト文法問題 でる1000問(アスク出版)

 ・TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6(アルク

 まずは、「マーフィーのケンブリッジ英文法」について。

 この本は、TOEIC受験者のみならず、英語学習者全般にとって、必要とされる文法の基礎がまんべんなく収録されている。

 見開きで、ユニットが形成され、左半分が、ユニット毎の文法解説、そして、右半分が、応用問題となっている。

 ここで、応用問題は、直接、本に書き込まず、ノートや紙に書いておくことが必要だる。なにしろ、繰り返しやるためにである。

 洋書のマーフィー英文法をすすめる文献も目にすることが多いが、やはり、日本語版を使う方が、解説や文法構造の理解がしやすいだろう。(ただし例文の翻訳は無い)

 巻末に収録された応用問題の解答が、第三版を機に、別冊となり、これで、使い勝手が格段によくなった。

 英文法知識にあやふやな人は、ぜひ、ユニット1から142まで、一日1ユニットをやりきってもらいたい。

 社会人のやり直し英語にとって、「完了形」や「受動態」というのは、とかくあやふやになりがちなので、同書をつかって、がっちりと知識を固めてもらいたい。

 つぎに、おすすめの「文法問題・でる1000問」について。

 TOEICの文法問題の苦手意識を克服するには、やはり、ある程度の問題量をこななしていかないといかない。

 そんななか、同書は、圧倒的な問題量であり、問題形態の項目別にまとめられていて、よりTOEIC試験に則した英文法が、類型別に理解しやすい。

 また、別冊付録の「文法問題1000本ノック!」は、持ち運びに便利なコンパクトサイズである。私は同付録をいつもカバンに忍ばせておいて、通勤時間の電車内とか、ちょっとした細切れ時間があれば、ささっと練習問題をこなしている。

 最後におすすめなのが、「究極のゼミ Part5&6」

 TOEICの文法語彙問題(Part5)・空所補充問題(Part6)が、網羅的に整理されており、全13回のゼミと付属のミニ摸試をやりきれば、きっと、文法問題の自信がつくはずだ。

 以上の3つのおすすめ英文法教材であるが、最後に具体的なやり方を述べておく。

 もちろんどれから手を付けていいかわからないこともあるかもしれない。

 まずは、マーフィー英文法を毎日、1ユニットずつこなすこと。

 そして、一冊やり終えたら、今度は、でる1000問と、究極ゼミにチャレンジ。

 私は、平日に、でる1000問(通勤時間に、別冊1000本ノック)、休日に「究極ゼミ」を1日1ゼミの単位で最後まで行った。

 挫折をしないためには、毎日、少しづつ、1ユニット、1ページ、1ゼミ、と区切りとリズムをつけて、確実に一歩ずつ進めていくことが必要と思われる。

 1冊やり終えると、達成感が自身につながり、TOEIC本番での高得点につながること間違いないと考えている。