英語の上達には仲間の存在が不可欠
英語学習に必要なことは、「お金と時間と仲間」だと言われる。
社会人のやり直し英語も同じことが言える。
ところが、同じ学習を志す「仲間」を見つけることが意外と難しい。
英語学習の友達を見つけるコツ、それは、
・職場で見つける
・学びの場で見つける
・ネットで見つける
この3つにまとめられる。
以下、これらの点を具体的に解説していく。
第一に「職場で仲間を見つける」ことについて。
社会人のやり直し英語にとって、なんといっても、生活の主戦場となるのが、「職場」である。
一日のほとんどを職場で過ごす社会人であれば、やはり、英語の勉強の場も「会社」に求めたい。
ここは自身を持って、英語を使う職場に積極的に手を挙げてもらいたい。
だまっていても、何も変わらないのである。
職場で英語の仲間を探すポイントとしては、「上司」「先輩」「同期」「部下」など、いろんな立場の人が関わると思うので、今のご時世、こういった世代を超えたステージで、必ず英語の達人とか、英語に関心がある人が見つかるはずである。
上司や先輩には、教えを乞うのはもちろん、年下の部下であっても、英語がアナタよりできるのであれば、その人はアナタより英語を努力しているはずだから、プライドや威厳なんて捨てて、素直に、心を開いて、英語学習のコツなどを伝授してもらおう。
そして、職場での英語の仲間を見つけたら、一緒にTOEICや英検を受けることを勧めてみよう。お互い、いい励みになるはずである。
次に、「学びの場で仲間を見つける」ことについて。
英語に関心のある人は、英会話スクールやカルチャースクール、地元の語学ボランティア機関などに参加してみよう。
英会話スクールではれば、個人レッスンよりも、グループレッスンがいい。なぜなら、アナタと志を同じくする仲間との出会いがあるはずだから。
もちろん、英会話スクールなんてとても「費用」が掛かりすぎる、ということであれば、カルチャースクールや大学の公開講座など、格安で学びの場が提供されている。
地元に根差して活動を広げたいなら、市民サークルや国際語学ボランティアなどの場でも、多くの出会いがあるので、きっと、アナタと意気投合する仲間が見つかるかもしれない。
ただし、最初から、ガツガツと色気を出さないこと。
あくまでも、信頼関係には、一定の時間がかかることを肝に銘じて、焦らないでもらいたい。
最後に、「インターネットで仲間を見つける」ことについて。
自分の英語の勉強の成果を、SNSやブログで発信してみよう。
最初は、さっぱり音沙汰がないが、毎日、継続して発信していくと、かならずや、リアクションを起こしてくれる人がいる。
私も、「英字新聞ネタ」を毎日、発信しているが、お馴染みさんが「いいね」をつけてくれると嬉しくなる。
この方々を「友達」と呼ぶのには、いささか、自分勝手かもしれないが、勉強の励みになるということで、同じ目標とした「仲間」であることは間違いない。
以上のように、とかく孤独になりがちな英語の勉強を継続させるコツとして、
勉強の「仲間」を見つけることが必要不可欠。
そして、その仲間との出会いの場とは、「職場」「学びの場」「ネットの場」
の三つがポイントである。