うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語勉強仲間の見つけ方

 私はこうしてTOEIC仲間を見つける

 社会人のやり直し英語にとって、大事なのは、お金と時間である。

 しかし、限られたお金、限られた時間の中で、効果的に英語学習を上げるにはどうしたらいいだろうか。

 勉強の王道は、「継続こそ力なり」。

 しかし、口で言うのは簡単だけど、いざ、実践するのは難しい。

 英語を勉強するために、モチベーションの維持が必要不可欠である。

 そこで、お金、時間のやりくりと共に、勉強仲間の必要性を感じている。

 とかく独学では、孤独になりがちである。孤独になれば、挫折の誘惑も多い。

 しかし、仲間がいれば、おいそれとは諦めることはできない。

 今回では、私が実践した、勉強仲間の見つけ方を紹介していく。

 ポイントは次の通り。

 ・職場

 ・スクーリング

 ・オンライン

 まずは、「職場」について。

 仕事を持っている方なら、会社(職場)こそ、あらゆる生活の要である。

 おそらく、やり直し英語を決意されている理由の多くは、ビジネス上のスキルアップを目指すことではないだろうか。

 あなたが英語を必要としている職場であれば、また、先輩、同期、同僚、部下など、英語に力を入れている人がいると思う。

 そんな人を見つけて、積極的にアプローチしてみよう。

 自分より英語能力が長けている人からは、勉強のコツを伝授してもらおう。

 自分と同じレベル、それ以下のレベルであれば、たとえば、TOEICの受験を誘ってみて、ゲーム感覚で英語のスコアを共に競ってみよう。

 会社で行われる国際交流イベントや英語を使う部署がやっている仕事などに、常にアンテナを張って、願わくば、顔を知られるようになってみよう。

 そんなに積極的に自分を売り込むことができない人にとって、おすすめなのが、「社内報」への自由投稿。

 「英語を勉強しているので、一緒にがんばる仲間を募集しています」みたいな記事を投稿することで、意外にも、アナタに声をかけてくる仲間が見つかるかもしれない。

 次に「スクーリング」について。

 定番なのが「英会話スクール」、もちろん、プライベートレッスンではなく、グループレッスンを希望しよう。けれども、この手の英会話スクールは受講料が高めに設定されている。懐具合が寒い人にとっては、道は険しい。

 そこで、おすすめなのが、比較的リーズナブルな、新聞社や放送局が主催しているカルチャースクールや大学の市民講座など。値段が手ごろでもあり、通い続けることによって、他の受講生の連帯感が生まれてくる。

 講師にTOEICや英検合格の秘訣を聞いてみたり、他の受講生に、一緒に英語の資格試験を受けることを誘ってみてはどうだろう。

 みんな英語の勉強がしたくて、通っているわけだから、きっと、受験仲間が見つかるはずである。

 最後に「オンライン」について。

 とくに新型コロナウィルスの影響が著しい昨今、注目したいのが、「オンライン」の活用である。

 SNSやブログで、あなたの勉強成果や体験談を発表してみよう。

 最初は、微々たるアクセス数で、やる気も失せるかもしれない。

 しかし、毎日、つぶやいたり、配信したりすることで、必ず誰かの心に引っ掛かりはずである。

 また、これからの時代、英語スキルの他、オンラインで情報発信するスキルというもの必要不可欠である。オンラインで自分の英語の勉強の情報発信をすることで、英語の勉強のモチベーションも上がるし、仲間もできて、さらに、オンライン・スキルを試行錯誤することで、スローペースながら、そういった技術も習得することができる。

 これは、「一石三鳥」と言える。

 まとめると、英語学習者にとって、継続するコツは「勉強仲間」を見つけること。

 そのためには、

 ・職場をよく見渡してみる

 ・英会話スクール、市民講座、カルチャーセンターを活用する

 ・オンラインで英語学習の成果を発信する

 こういったことを実践してみては、いかがでしょうか。