うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

アルクTOEIC900コース体験記 (2カ月を終えて)

 アルク完全攻略900点コース  (2カ月目終了)

 私は、TOEIC800点の突破を目指している。

 勉強の主軸に据えているのが、アルク通信講座・TOEIC完全攻略900点コースである。

 平日の毎朝4時に起きて、朝の支度をする5時までの約1時間、アルク教材で勉強をしている。

 アルクとの付き合いは、おととしの700点コース、去年の800点コースに続いて、

今年の900点コースと、かれこれ3年目になる。

 800点コースを3度やり終えたものの、まだ、目標の800点には到達していない。

 (最近は、コロナ禍の影響で、TOEICの受験自体が難しくないっている)

 8月からスタートして、今週で、プロジェクトベースで8回、ウィークリー・テストとマンスリーテストで最初の2カ月分をやり終えた。

 ちょうどいい節目なので、これまでの2カ月を振り返りたいと思う。

 これからアルク教材(TOEIC完全攻略900点コース)をはじめたいと思う人に参考になれば幸いである。

 900点コースでは、

 ・週の1~3日目:プロジェクト学習

 ・週の4~5日目:テスト形式の問題集

 によって、進められている。

 まず、「プロジェクト学習」について

 毎週、ビジネスや日常生活の出来事についてのミッションが与えらえる。

 個人的な主観では、プロジェクト毎の難易度にばらつきがある。

 (特に、プロジェクト7の「ゴミ処理」については、とても難しかった)

 初日(1日目)に、どこまで進めるかによって、3日間のタスク処理のペース配分が変わってくる。私の考えでは、初日に、最後までやり切り(ただし、答え合わせはしない)2日目に復習を兼ねて、もう1回やり、解答までこぎつけ、3日目に改めて、わからないところを重点的に振り返るやり方が良いと思う。

 (わからないことは、メールでアルク側に質問することができるが、この返答に時間がかかることもあるので、あまりメール質疑に頼らないほうがいいかもしれない。)

 2か月(プロジェクト8まで完了)経ってもなお、この3日間で1プロジェクトのタスクを達成するというやり方に慣れていないこともあり、戸惑うこともある。

 また、1プロジェクトにつき、1つから2つくらい、実際にテキストに書き込む作業(書き込み形式)があるので、そののページは、あらかじめコピーしておいた方がいい。直接、テキストに書き込んでしまうと、反復利用ができなくなく恐れがある。

 次に「TOEIC形式の問題」について

 週の後半(4~5日目)は、「ウィークリー・テストブック」に収録されているテスト形式の問題を行うことになっている。

 山場は、4日目の本番テスト、ここに、その週の持てる力をぶつけてもらいたい。

 時間もストップウォッチなどで計測して、まずは、時間どおりにやってみる。正味30分程度で終わるので、時間があれば、もう一度、今度は、時間無制限でやってもらいたい。4日目に答え合わせを済ませせるのがベストであるが、解説などを読んで問題の深堀りついては、5日目に持ち越したほうがいい。

 また、テストブックの各項目の最後には、「ブラッシュアップ・チャレンジ」が設定されている。5日目に、何をやったらいいのかわからない人は、この「ブラッシュアップ」をやればいいと思う。 

 ちなみに私は、限られた朝の時間を効率的に勉強をすすめるため、自信を持って「正解」になった問題については、ブラッシュアップの指示を省いて、間違えた問題に焦点を当てて、復習を行っている。いずれにせよ、好みの問題でもある。

 ただし、大事なことは、前半の「プロジェクト学習」、後半の「テスト形式問題」も、週末にまとめてやるのではなく、平日に、毎日、行うこと。

 だから、毎日、勉強を継続する仕組みを立てた方がいい。

(誘惑の少ない、朝の時間が、私のおすすめ。1時間早く起きることは、慣れてしまえば、そう難しくない。)

 スマホがあれば「ダウンロード版」一択

 アルク教材を考える人にとって、「CD版」にするか、「ダウンロード版」にするか、とちらがいいのか悩ましいところである。

 ダウンロード版の方が廉価であるが、いかんせん、機械音痴の人にとって、CD版の方が、難しくないと思っていた。言い換えると、「ダウンロード版」は、なんとなく、ややこしそうで失敗したら、嫌だな、と思っている人も多い。

(私もそのひとりだった…。)

 そんなわけで私は、過去700点、800点コースは、無用なトラブルを避けるべく、「安心第一」を考えてCD版を選んでいた。

 けれども、テスト提出の際、CD版でも「テストコ」というアルクのアプリを使うのが必須であるので、どうせ、テストコを利用するならば、と考え、900点コースを選ぶ際、「ダウンロード版」に転向した経緯がある。

 結果的に、これが大正解。

 CD版は、CDプレーヤーを別途準備しなければならない。これが、結構、頭を悩ませるところである。

 ダウンロード版では、スマホがあれば、大丈夫なので、場所を選ばない。

 また、音声スピードや、部分の繰り返し音声なども可能であり、勉強ツールとして「CD版」に比べて格段と使いやすい。

 もっとも、ダウンロード版にとっても、すぐ画面が暗くなってしまい、クリックし直さなきゃいけないという面もあるが、これは、ひょっとしたら、私のスマホ設定に問題があるのかもしれない。

 もしも、CD版かダウンロード版か悩んでいる人がいるならば、スマホ利用者ならば、「ダウンロード版」をおすすめしたい。

 最後に…、

 以上、アルク通信講座TOEIC900点コースを始めて、2カ月間の感想を述べてきた。

 アルク教材の良いところは、超初級編から、100点スコア刻みで、教材が充実していることである。 

 興味のある方は、まずTOEICの本番試験を受験し、自分の客観的なスコアを知ろう。

 そして、スコアが分ったら、目標スコアを設定し、(たいてい、自分のスコアに100点を加算するくらいがちょうど良い)それに想定したコースを選んでみよう。

 アルク教材の良いところは、いったん会員登録すると、それが、コースを変えても、データが紐づけされることになる。

 たとえば、私は今、900点コースをやっているのだが、自分が700点、800点コースで行った、履歴(成績や質問と回答のデータ)がちゃんと残されていることである。

 私も、当初は、600点を目標にしていたが、それを達成したら、今度は730点、さらにそれも達成したら、現在は860点(当面は800点)をゴールとしている。

 だから、これからも、アルク教材をTOEIC勉強の「かなめ」としていきたい。

 アルク教材は、いつでも、TOEIC受験者に寄り添う充実したコンテンツがコース別に用意されているので、勉強ツールとして、おすすめしたい。