うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

退職後の英語スキル活用3選

 英語ではじめる第二の人生

 社会人にとって、いずかは定年を迎えることになる。

 収入が下がり、老後に生活に不安を感じている人も多いと思う。

 「成功は周到に準備した者に微笑む」ではないが、アナタが私と同じく、40代、50代の「中高年」と呼ばれる世代であれば、今から定年後の生活の糧と生きがいをイメージしておいたほうがいいかもしれない。

 このブログを読んでいる方は、英語の勉強について関心がある方が多いと思う。

 もしも、定年まで10年、もしくはそれ以上あるならば、ぜひとも、強みである「英語」を生かして、バラ色の第二の人生を夢見て行こう。

 定番は通訳と翻訳

 なんのために英語の勉強をするだろうか。

 収入を増やしたい、出世をしたい、世界を股にかけた仕事をしたい、

 そんな動機があると思う。

 また、現実的には、このご時世、英語のスキルアップをして、将来の不安を解消したいと思う人も多いと思う。私もそのひとりである。

 そして、英語ができるようになったら、英語を特技として、仕事に生かしたい。

 定番なのが、英語の通訳と翻訳の仕事である。

 その道のプロを目指すなら、通訳、翻訳、どちらかに軸足を置いた方がいいと思う。

 しかし、まだ、自分がどちらかに向いているのかわからない人も多いと思う。

そんな人は、急いて結論を出す必要はないと思われる。

 将来、通訳をやるのか、翻訳になるのか、二者択一ではなく、どちらもできるように汎用性を持たせた方がいい。

 だだし、どちらに進むしても、TOEICなら800点以上、英検なら準1級以上の能力が不可欠とされるので、まずは、こうした資格試験の勉強をして、基準の突破を目指しつつ、英語の勉強をしていく上で、自分の向いている専門分野を開拓していけばいいと思う。

 個人的には、これまで培われた実績やノウハウを生かすべく、自分の現役時代の仕事の延長上のジャンルとか、自分が好きでたまらない趣味のカテゴリーといった、ことを意識して、「英語×仕事」「英語×趣味」といった、掛け算による相乗効果が必要なのではないだろうか。

 生きがいを感じるなら語学ボランティア

 食うための稼ぎがある程度、落ち着いている人にとっては、地域社会へ積極的にかかわっていくことがおすすめである。

 そんな中、英語を得意として生かせるなら、「国際交流ボランティア」に精を出すのはいかがだろうか。

 どこの自治体(県ベース、市区町村レベルを含めて)、国際交流室というものがあり、そこでは、広く、英語をはじめとする語学ボランティアを募集している。

 ボランティア活動を通じた地元の人脈を広がるということは、会社を卒業した元・社会人にとっては、かげないのない社交の場となる。

 また、今から準備しておくことは、今から、休日などに国際交流イベントなどに顔を出してみよう。

 市民講座や、市民英語サークルなどもあるので、こうしたことを、地元の自治体が発行する広報誌などを参考に、気になる活動に参加してみよう。

 (これまでの個人的な見解ですが、英語の勉強とボランティア活動に関心がある人に悪い人はいません…。)

 英語学習者の支援をしよう

 これからの将来を見据えて、いまから定年後を事業をイメージして、「英語の先生」になることを想定してみてはいかがだろうか。

 英会話スクールやスカイプによる外国人との英会話チャットなどに参加した人も多いと思うが、意外と「資格試験勉強」と、直結しないこと感じたた方も多いのではないだろうか。

 TOEICや英検学習者にとっては、こうした、外国人スピーカーによる「英語のおしゃべり」は、あまり実践的ではない。

 英語の資格を手っ取り早く取るためには、日本人による日本語解説が必要ではないだろうか。

 また、コロナ禍以降、「リモート」ということがキーワードになる。

 パソコンがあれば、あなたも遠隔授業によって、英語学習の講師になってはいかがだろうか。

 セミナー型と個別指導型、どちらもあるが、人生の先輩であるアナタにとっては、これからは、オンライン上による「英語学習の指導」という展開も、伸びしろがあり、将来的にも面白いことになるのではないだろうか。

 最後に…、

 とにかく、定年後に、

 ・通訳、翻訳の仕事をする

 ・語学ボランティアに精を出す

 ・英語学習者を支援ビジネスを行う

 など、今から、夢を持ち、そして何より、夢に向かって、地道に準備しておくことが大切である。

 そんなわけで、退職後にも「英語が強味」と言えるようになるためにも、毎日の勉強の継続が必要なのではないだろうか。

 また、「将来への不安」から「攻めの布石」に転じることで、英語学習のモチベーションアップのひとつにつながると考えている。

 何にせよ、継続するためには、「夢を持ち続けること」が大切である。