うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

やり直し英語勉強・継続のコツ三選

 社会人の英語学習を続ける秘訣は?

 毎日の仕事に追われて、とても勉強どころではない……。

 そう感じている勤め人の方も多いと思う。

 英語にせよ、何にせよ、いったん決意したらあとは継続あるのみ。 

 しかし、挫折する人が多いと聞く。

 では、どうしたら勉強を嫌にならずに続けられるか。

 そのコツは、次のたった三つである。

 1.勉強時間を決める

 2.やることを決める

 3.やらないことを決める

 それでは、いまから順に説明していこう。

 1.勉強時間を決める

 忙しい社会人にとって、毎日の勉強する時間の捻出が大変であろう。

 ただし、ある程度成果を得ようすれば、最低1時間、がっつりと机に向かう時間をひねりだそう。

 よく、通勤時間など、細切れ時間などを利用するアドバイスを耳にする。

 ただし、それは、核となる「机に向かう勉強時間」がメインであってのことだということを心に留めておいてもらいたい。

 私が、1時間を確保したのは、「朝活」である。

 事務所のカギを持たされたいたころは、1時間早く出社して、会社の机でも黙々と勉強をした。

 カギのない今では、1時間早く起きて、自宅で毎朝、勉強をしている。

 朝1時間を英語の勉強時間だと、自分に予約を入れることで、勉強をルーチン化してしまう。これで習慣化が身に付けば、あとは、継続あるのみ。

 慣れてしまえば、楽なもので、むしろ朝、勉強をやらないと気持ちが悪いという心境になったら、しめたものである。

 とにかく、平日なら毎日1時間、休日なら2時間程度、机に向かう時間を確保しよう。

 2.やることを決める

 勉強時間が決まったら、次に、具体的に「何をやるか」を決めることである。

 これは、決められた時間で区切りが良くなるカリキュラムに頼ったほうがいい。

 私は、平日の朝は、アルク通信講座TOEIC完全克服コースをやっている。

 そして、休日には、TOEIC公式問題集をはじめとした問題集をやっている。

 勉強しなきゃいけないのはわかっているけれど、何をしたらいいかわからない。

 こういう人は、むしろ、毎日やることを決めた方がいい。

 あとは、決めたことを淡々とこなせばいいのである。

 私は会社で斡旋のあるアルクをやっているが、今、流行りのスタディサプリなんかをやってもいいかもしれない。

 「毎日、これをやっている」と胸を張って言える教材で学習した方がいい。

 3.やらないことを決める

 時間は平等なもので、1日はだれでも24時間しかない。

 そんななかで、いくら勉強が大事だと言っても、あれやこれやと手を出しても、辛い思いをして、結局、勉強に挫折してしまうことがある。

 要するに一日のバランスが大切である。

 私は、朝、早起きして、勉強をしているので、昼休みの20分くらいは寝ていることにしている。

 昼休みも「勉強時間」にあてたいのは山々だが、身体が疲れてしまっては元も子もない。

 睡眠時間を削ってまで、勉強しても、疲労感に苛まされる。

 つまり、心身共に健康状態でなければ、すぐに勉強が嫌になってしまうのである。

 だから、英語の勉強という「足し算」を加えたならば、どこかで「引き算」をして、

身体のバランスを考えなくてはいけない。

 私は、平日の午後以降は、勉強をしないという割り切りでバランスをとっている。

 帰りの電車も(本当ならば、英単語のひとつやふたつを覚えたほうがいいのかもしれないが……)うたた寝をしたり、エンタメ小説を読んだりしている。

 朝の勉強を習慣化するようになってからは、お酒を飲むことも控えるようになった。

 なにかひとつ加えたならば、思いきって何かを止めてみることも必要である。

 最後に……

 まとめると、勉強を習慣化させたいと思うならば、

 ・まず、勉強する時間を決めること(最低1日1時間、朝がおすすめ)

 ・次に、何を勉強するかを決めること(やるべきことをルーチン化すること)

 ・最後に、何かをしないことも決めること(心身のバランスを大切にすること)

 これらを実践すれば、きっと、あなたの目標は達成されるはずである。

 なによりも、勉強の継続の最大のコツは、「規則正しい生活」を送ることである。