うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

コロナ禍のTOEIC勉強おすすめ教材

TOEIC関連の質問を受けた

 二度目の緊急事態宣言が発令された。

 私の会社でも、出勤抑制が計画されている。

 テレワークのほか、「在宅研修制度」というものがある。

 これは特に、私の会社で必要とされるスキルを自宅で学習する制度である。

 「貿易実務・簿記・語学・パソコン技能」が主だった内容である。

 そんな中、知り合いの後輩社員から一通の社内メールが来た。

 「在宅研修でTOEICの勉強をしたいので、おすすめする教材を教えてほしい」

 そういう内容だった。

 私が、生涯で初めて、この手の質問を受けた。

 現在、英語を使う職場(TOEIC730点以上必須)にいるので、藁をもすがる思いで、メッセージを寄せてきたのだろう。

 質問者は、入社時に初めて受けたTOEICが400点台。

 10年前、TOEICの勉強に力をいれたことがあり、自己ベストが600点台。

 ただし、現在は、もう勉強を継続していなかったので、彼女自身の見立てでは、

 「400点台くらいまで落ちているだろう」

 ということであった。

 三連休前だったこともあり、ひとまず、早急に返事をした。

 自分がすすめる教材は、次の三つを挙げた。

 ①公式TOEIC L&R 問題集7

 ➁TOEIC L&R TEST 出る単特急・金のフレーズ

 ③TOEIC L&R 完全攻略700点コース(アルク

 誰かに頼られるというのは嬉しいことである。

 連休前、言いたいことは山ほどあったが、まずは、短いコメントを添えた。

 1.兎にも角にも「公式問題集」

 TOEIC対策は、公式問題集に始まり、公式問題集に終わるといっても過言ではない。

 本番の受験では、まずは、英語のテストを2時間やりきるだけの体力が必要となる。

 公式問題集で模擬試験にチャレンジして、自分の力をいかんなく発揮することができるためのトレーニングが必要となる。

 また、TOEICは、問題傾向が変わることがあるので、公式問題集は最新版を入手したほうがいい。現在では、水色の表紙の「公式問題集7」がこれにあたる。

 2.細切れ時間に「金フレ」

 TOEICに出題される英単語、これを習得することが至上命題となる。

 「出る単特急・金のフレーズ」は、まさにこの対策にピッタリ。

 またハンディサイズなので、常に携行して、通勤時間や空き時間に活用することをアドバイスしておいた。

 3.社内割引制度のある「アルク通信講座」

 さて、相談者は、私と同じ会社に属している。

 会社では、いくつかの社内教育向け自己啓発研修教材を斡旋している。

 その中では、アルクの「TOEIC 完全攻略コース」がベストな選択である。

 なにしろ社内の自己啓発教材なので、「在宅研修」の材料となる。

 高額な教材であるが、課題提出により、成績如何によっては補助(還付)が受けられるので、挫折することが少ない。

 私も、勉強の主軸を「アルク通信講座」に切り替えたことで、TOEICスコアも上がり、400点台から目標とする730点超えを達成した。

 まずはTOEICの試験を受けて客観的な現在のスコアを知ることが望ましいのだが、最短でも3月まで結果がわからない。

 この緊急事態宣言期間中での勉強としては、相談者は、10年前に自己ベスト600点台をマークしたと言っているので、具体的な目標は730点であると想定した。

なので「700点コース」がベストチョイスとして返答した。

 4.最後に…

 なにしろコロナ禍においての出勤制限を受けて、在宅研修の話である。

 ピンチはチャンスととらえて、この期に及んで、TOEIC勉強の仲間ができたことは嬉しい限りである。

 なにより、コロナ禍になる前から、英語の勉強に目をつけていた私。

 誰かに頼られる存在であるとは嬉しい限りである。

 10年前からコツコツと英語の勉強をしていて本当に良かったと思っている。