TOEICerになら爆笑必至・お騒がせ男の物語
TOIECを受験にの慣れてくると、試験そのものが楽しめてくる。
特にリスニングセクションの「あるある」世界。
・お詫びの証に割引券を配布される
・航空機の手荷物がどこかへ消える
・忙しい季節の最中に道路工事が行われる
この手の問題に出くわすと、つい、ぷっ、っと噴き出してしまう。
それほど、TOEICテストのことがわかるようになってきた。
いつのまやら、TOEICテストのファンになっている自分に気づく。
この「TOEICあるある」に、一番近い内容のビートルズソングがある。
曲名は、「ジョンとヨーコのバラード」
ぜひ、中上級者のTOEICファンに聴いてもらいたい。
内容は、ジョンと思しきひとりの男が、ツレのヨーコと共に、世界を股にかけ、てんやわんやのストーリーが展開される。
さながら、TOEICの出題にはもってこいの内容である。
およそ200曲あるビートルズの公式曲の中で、この曲の歌詞は際立っている。
恋だの愛だの、惚れた腫れたのテーマが多いビートルズの曲のなかでは、TOEICの出題傾向に一番近い内容だと思われる。
なんというか、裏・TOEIC試験の世界観というべきか、TOEIC中毒者が、思わず笑ってしまうような、仕掛けがてんこ盛りである。
百聞は一聴にしかず。
ちょっと意訳が過ぎるかもしれないが、TOEICらしく、歌詞の世界をちょこっとだけ紹介しておこう。
・ピーター・ブラウン氏が電話に出て、
「スペイン近くのジブラルダルなら結婚手続きか可能だ」と告げてきた。
・新聞記者に「ベッドの中で何をやっているのか」と聞かれたので、
「平和のことについて考えているんだ」と答えてやった
・万が一の時のためにお金を貯めよう。
持っている服はすべてチャリティーに出しても構わない。
実際に、この曲を聴いてみて欲しい。
そして、さながらTOEIC本番テストのリスニング試験のように、頭の中で、歌われている歌詞内容をイメージしてもらいたい。
TOEICerなら、きっと楽しめる内容に違いない。
ビートルズで英語が学べたらどんなに良いだろうといつも考えている。
私も長年のビートルズのファンであるが、TOEICのスコアが730点を超えたあたりから、彼らの歌詞の内容に興味が湧いてきている。
趣味の世界が、またひとつ広がった。
これこそ、英語を勉強をしてきて良かったと思っている。
「ジョンとヨーコのバラード」は、TOEIC学習者に聴いてもらい。
そんな、奇跡の一曲である。