うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEC学習者必聴ビートルズ名曲選➁ジョンとヨーコのバラード

TOEICerになら爆笑必至・お騒がせ男の物語

 TOIECを受験にの慣れてくると、試験そのものが楽しめてくる。

 特にリスニングセクションの「あるある」世界。

 ・お詫びの証に割引券を配布される

 ・航空機の手荷物がどこかへ消える

 ・忙しい季節の最中に道路工事が行われる

 この手の問題に出くわすと、つい、ぷっ、っと噴き出してしまう。

 それほど、TOEICテストのことがわかるようになってきた。

 いつのまやら、TOEICテストのファンになっている自分に気づく。

 

  この「TOEICあるある」に、一番近い内容のビートルズソングがある。

 曲名は、「ジョンとヨーコのバラード」

 ぜひ、中上級者のTOEICファンに聴いてもらいたい。

 内容は、ジョンと思しきひとりの男が、ツレのヨーコと共に、世界を股にかけ、てんやわんやのストーリーが展開される。

 さながら、TOEICの出題にはもってこいの内容である。

 およそ200曲あるビートルズの公式曲の中で、この曲の歌詞は際立っている。

 恋だの愛だの、惚れた腫れたのテーマが多いビートルズの曲のなかでは、TOEICの出題傾向に一番近い内容だと思われる。

 なんというか、裏・TOEIC試験の世界観というべきか、TOEIC中毒者が、思わず笑ってしまうような、仕掛けがてんこ盛りである。

 百聞は一聴にしかず。

 ちょっと意訳が過ぎるかもしれないが、TOEICらしく、歌詞の世界をちょこっとだけ紹介しておこう。

 ・ピーター・ブラウン氏が電話に出て、

 「スペイン近くのジブラルダルなら結婚手続きか可能だ」と告げてきた。

 ・新聞記者に「ベッドの中で何をやっているのか」と聞かれたので、

 「平和のことについて考えているんだ」と答えてやった

 ・万が一の時のためにお金を貯めよう。

  持っている服はすべてチャリティーに出しても構わない。

 

 実際に、この曲を聴いてみて欲しい。

 そして、さながらTOEIC本番テストのリスニング試験のように、頭の中で、歌われている歌詞内容をイメージしてもらいたい。

 TOEICerなら、きっと楽しめる内容に違いない。

 

 ビートルズで英語が学べたらどんなに良いだろうといつも考えている。

 私も長年のビートルズのファンであるが、TOEICのスコアが730点を超えたあたりから、彼らの歌詞の内容に興味が湧いてきている。

 趣味の世界が、またひとつ広がった。

 これこそ、英語を勉強をしてきて良かったと思っている。

 「ジョンとヨーコのバラード」は、TOEIC学習者に聴いてもらい。

 そんな、奇跡の一曲である。