うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC必携アイテムの神様えんぴつ

人事を尽くして天命を待つ?

 所詮、TOEIC試験は人間がやることである。

 試験当日に使う持ち物にもこだわりたい。 

 TOEIC対策アイテムとして「マークシート専用シャープペンシル」をすすめる記事をよく見かける。

 しかし、シャープペンシルは、以下のデメリットがある。

 ・カチカチ押さないと芯が出ない

 ・壊れるとパニックになる

 ・特殊な芯なので汎用性が低い

 私は極度に心配性である。

 もちろん、マークシート専用のシャープペンシルを使って、シートを素早く塗りつぶすことにより、試験時間の1、2分の確保は、理屈ではよくわかる。

 けれども、「そこに愛はあるのか?」ということである。

1.マークシート専用シャーペンがダメな理由

 デメリットでまとめたことをのひとつ、「カチカチ押さないと芯がでない」ことについて。

 私はシャープペンシルが嫌いである。

 カチカチ押して出てきた芯が意外と短いことがある。

 そうなると、極度のストレスにおちいるのである。

 携帯電話の充電器やクルマの燃料が常にフル満タンに近い状態でないと、なんだか落ち着かない私の性分。

 せっかく押して出てきてシャーペンの芯が、途中で折れたり、もともと折れている芯が、エントリーされてしまったなど、シャーペンのトラブルに苛まされる。

 そして、シャーペンは、えんぴつにくらべると複雑な構造でできている。

 だから、バネなどが時折、壊れることがある。

 試験中にこれが起こるとどうなるだろうか?

 もうパニックになり試験どころではないのである。

 また、マークシート専用の芯は、その特徴ゆえ、汎用性に欠けるのである。

 普段、文具として使うには、躊躇してしまう設計になる。

 試験本番には、使い慣れた道具で臨みたいと考えている。

 あえて「マークシート専用シャーペン」なんか使って、自分にプレッシャーをかけてどうする!なんてことも正直思っている。

 また、試験当日、ふと芯の補充が気になりだし、試験会場へ向かう途中のコンビニなので、芯を買い足したくても、マークシート専用という希少性の故、店頭に並んでいるのは稀である。

 大型文具専門店や通販なので入手しなければならない。

 こうしたこと準備こそが煩わしいと考えている。

 試験当日の1、2分の解答時間の確保のために、ずいぶんと遠回りなことをしているという感が否めない。

2.神様に頼むしかない

 そこで、TOEIC本番試験でおすすめなのが、HBの「えんぴつ」である。

 特に、八角形で、先端に消しゴミがついているモノが良い。

 なぜ、多くのえんぴつが「八角形」になっているのか。

 今さら知りたがる野暮はいないかもしれないが、ちょっと説明しておこう。

 つまり、八角形は、コロコロと机上を滑るのを防止しているためである。

 これが丸型えんぴつであれば、何かの表紙で、転がり、床に落ちる恐れがある。

 そうなると、芯がやられてしまう恐れもある。

 それを回避すべき、えんぴつは、八角形に限る。

 消しゴムも、えんぴつの先についているのが良いのは、安心のためである。

 もちろん、本番試験には、消しゴムは準備している。

 けれども、何かの拍子に消しゴムを落としてしまい、見当たらなくなってしまっても、えんぴつの先端にも、消しゴムが付いていれば、それは安心である。

 では、どんなえんぴつがおススメなのか?

 それは、学問神様の神社の社務所で売られている「合格祈願えんぴつ」である。

 所詮、TOEICは人間がやることである。

 自分の力をすべて出し切るためには、人智を超えた力が必要である。

 合格祈願えんぴつは、すでに神職によって合格の祈祷が刷り込まれている。

 だから、試験当日、神様を味方につけることで精神が安定するのである。

 「自分のえんぴつは、神様が味方してくれている」

 そう考えると、試験中の雑念が消え、集中力が増すこと間違いない。

 「ご朱印帳」というのが流行っている。

 TOEIC受験者には、「合格祈願えんぴつ」を集めてみてはどうだろうか?

 そして、どの神社のえんぴつが一番ご利益が良いの?

 TOEICスコアで検証してみよう。

 いや、一見、ばかばかしいことにこだわってみることが、TOEIC勉強を継続させるための工夫のひとつである。

 ちなみに私は、鎌倉にある荏柄天満宮で買ったものを使っている。

 最近、TOEICスコアが伸び悩んでいるので、別の神社のえんぴつに代えようかとも考えている。

 3.最後に…

 もちろん私は、マークシートシャープペンシルのメリットは理解できる。

 しかし、なんというか、そのシャーペンをススめる理由などを読んでいると、なんというかとても世知が無いような気分になる。

 マークシートをいかに効率的かつ短時間に塗りつぶすか…

 そこにこだわることも間違いではない。

 しかし、問題はそこではないと思うのだが?

 では、合格祈願が合理的な理由といえるのだろうか?

 答えは、YESでもありNOでもある。

 しかし、本気でTOEICのスコアアップや目標点到達のためには、最期には、しょせん「神様のチカラ」が必要なのではないかと考えている。

 余談ながら、今年の初詣の絵馬には、「コロナ終息」と「家族の健康」と共に、

 「TOEIC800点突破」を書いて奉納した。