40代のTOEIC挑戦 430点→755点
40歳からTOECのやり直し勉強をはじめたらどのくらい頑張れるのだろう。
自分自身を実験台に、中高年のTOEICチャレンジをまとめてみた。
40歳の時にTOEICとレーニングをはじめて、現在、51歳。
約10年経過したTOEICチャレンジの軌跡を振り返ってみたい。
1.とっかかりはDS-TOEIC
40歳のときまで、TOEICスコアの自己ベストは430点。
これを取得したのは、30歳の時。
ちょうど、会社での海外派遣の話があり、その時は英検2級対策を行っていた。
力試しとして受けたTOEICは430点。
それでも入社時(20歳代)で受けた初めてのTOEICに比べれば十分な進歩だ。
転機となったのは、40歳。
過労による体調不良による緊急入院。
そこで、私の会社人間としてのキャリアは終焉を迎えた。
なんとか無事に会社に復帰したものの、一線は退いたようだ。
キャリアの一発逆転ホームランを図るべき、目を付けたのがTOEIC。
そこで、当時、子供たちが遊んでいた任天堂DSゲームに目を付けた。
DS-TOEICという教育ソフトがあり、これを2年間続けた、
また、高校時代にお世話になった英語の恩師との再会を通してモチベーションを上げていった。
満を持してTOEICの本番試験の再チャレンジをしたのが44歳の時。
この時のスコアは、595点。
当時、目標としていた600点にはわずかに及ばす涙を飲んだ。
その後、600点の壁が立ちはだかる。
一時、英語学習の挫折をして、(それでも1年に一度はTOEICを受け)485点までスコアが落ちたこともある。
TOEICとは距離を置こうと考えたものの、やはり英語を強味と言えるキャリアアップの夢はあきらめず、新たな戦略に打って出た。
2.NHK入門実績ビジネス英語の活用
とにかく、40代半ばの挫折を経て、少しでもいいから、毎日、英語の触れることをが必要と考えた。
目をつけたのが、毎日15分ほどののNHKラジオ英語である。
テキスト、そして、別冊音声CDを買い、とにかく、昼休み、毎日、英語を降れる環境に追い込んだ。
さらに、ビジネス英語の無い週末は、TOEIC公式問題集をやることで、英語学習のリズムが生まれた。
いわゆる、毎日、英語を勉強し、「勉強しないと気持ち悪い」という心境になった。
3.朝活とアルク完全攻略コース
NHKラジオ入門実践ビジネス英語を主軸に据えてから、ついにTOEIC600点の壁を打ち破ることに成功。
そして、最終目的は、50歳までに、730点を突破することであった。
一応、やりなおし英語を始めるにあたって、想定していたゴールがTOEIC730点。
730点を獲得できれば、社内の語学研修や海外赴任の基準を達成できる。
そこで、戦略的に730点獲得に向けて、最後の一手を打つ。
毎日の勉強を昼のNHKラジオから、朝のTOEIC通信講座に切り替えた。
職場で割引斡旋していた「アルクTOEIC完全攻略700点コース」を開始した。
朝、起床時間を1時間早くして、1時間出勤時間を早めて、職場で実践した。
朝活は、思いのほか、効果がでるようである。
アルクの教材は、平日、約1時間で1課を完成するカリキュラムとなっている。
7時半に会社に着き、始業時間の8時半までの約1時間、静かな事務所で、思う存分、TOEICとレーニングが出来た。
そして、48歳と11カ月で、TOEIC750点獲得。目標としていた730点をついにクリアしたのである。
4.最後に…(TOEICは続くよいつまでも)
現在、私は、TOEIC800点を目標としてトレーニングを続けている。
教材は、アルク800点シリーズ、900点シリーズとスコアを上げている。
残念ながら、アルクの効果はまだ出ていない。
折しも、コロナ禍での在宅勤務、自己啓発研修ブームが吹き荒れている。
この荒波の真っただ中にいる私。
でも、コロナ禍になる10年も前から、英語能力の必要性を感じて、TOEIC対策に着手してきたので、私の中に、焦りや後悔はない。
手の届きそうで届かない目標は800点。
40歳からのTOEICの挑戦はまだまだ続く…。