マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)第4版が凄い
私は、40歳でやり直し英語を決意、当時、400点台のスコアだった。
これを50歳までに730点以上に伸ばしたいと考えていた。
今回紹介するブログは、自分の経験から、良質な「英文法書」を紹介したい。
1.TOEIC400点台以下は英文法対策を
タイミングよく2021年、マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)(中級編)の第4版が発売された。
ざっくり言って、中学卒業レベルが「初級編」、高校生レベルが「中級編」である。
社会人のやり直し英語にとって、今さら、中学レベルもないだろう、と、考えている人が多い。しかし、英語学習にとっては、このプライドが足かせとなっている。
何しろ、私がそうであった。
英語の師匠から「マーフィー英文法(中級編)」を贈呈された。
しかし、基礎の基礎が良くわかっていなかった。
TOEIC400点レベルの人は、(私の経験を含めて)、中学生レベルの英文法が、実際はあやふやなのである。
具体的には、現在形と現在完了形の違いとか、能動態と受動態の作り方の違いとか、
そういう英語学習にとっての土台が、実はあやふやなのである。
こころをしっかりと出来ていない限り、やれ英字新聞だの英語プレゼンだのといったところで、お寒い限りである。
単語帳(TOEIC累出英単語集)をつかって、語彙を増やすことはできる。
しかし、英文法は、きちんと理解できていないと、TOEIC L&Rテストには歯が立たたない。
2.まずはTOEIC600点を目指すために
TOEIC400点台の人は、まずは600点突破を目指したいところ。
しかし、これが簡単にはいかない。
巷では、単語集と公式問題集さえやれば、TOEIC800点は確実に取れる、なんてことが流布されているようである。
しかし、私が、10年経っても、未だに800点の壁を越えられない現状を踏まえると、TOEIC対策は、甘いものではないと思う。
とにかく、まずは、マーフィー英文法(初級編)を入手して、巻末に掲載してある「診断テスト」を挑戦してみて欲しい。
あまりにも出来の悪さに、愕然としたら、そこが弱点なのである。
考えている以上にTOEICスコアが低い人は、英文法の知識があやふやになっていることが伸び悩む原因になっていると考えられる。
英文法の基礎固めをしっかりとやることが必要である。
そんな人には、「マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)」を活用しよう。
マーフィー英文法は、洋書版も出ているが、まだまだ400点台の人は、日本語版(日英バイリンガル版)で挑戦してもらいたい。
3.マーフィーの英文法(初級編)活用法
同書では、基礎的で主要な英文法が113ユニットで構成されている。
1ユニットが見開き構成で、左側に文法解説、右側に練習問題が配置されている。
1日1ユニットをやりきるだけで、確実に英文法の実力がついてくる。
114日、やり切ったら、今度は、姉妹版の「中級編」にチャレンジしても良い。
ひたすら英単語帳や問題集をやっていてもなかなか浮上しなかったTOEICスコア。
もちろん、語句や問題集は大切である。
しかしながら、英文法を無視してはならない。
TOEICのスコアアップを目指し、将来的にも英語に関わりたいと考えている人には、「マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編」」をおススメしたい。