うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

【TOEICビギナー】まずはTOECを受けよう

スコアアップの秘訣は試験を受けること

 TOEICに関心があるけれど、二の足を踏んでいる人を応援したい。

 まず、TOEICの最初のハードルは、試験を受けることにある。

 「何それ?!そんなの当たり前じゃないの?」

 そう思う人も多いかもしれない。

 けれども、とにかくTOEIC試験をまず受けてみる、という最初の一歩がなかなか踏み出せない人がとても多い。

 1.勉強してからTOEIC挑戦では遅い

 まずは、勉強(TOEIC対策)をしてから、試験に臨みたいという人が多い。

 でも、これは、順序が逆なのだ。

 まずは、TOEIC試験を受けて自分の実力を知ることからすべてが始まる。

 ダイエットだって、まずは、体重計に乗って、自分が何キロなのかを把握しなければ、具体的な対策や目標とするゴールが定まらない。

 英語(TOEIC)も同じである。

 合否判定の英検と違い、TOEICビビットな数値により結果が判定される。

 だから、出発点となるスコアを知らない限り、対策やアドバイスのしようがないのである。

 「TOEICに興味があるので、勉強のコツを教えてください」

 そう問われる場合は、まずは、私は、TOEICを受けてみることをススメている。

 2.TOEICを受けない言いワケ

 いくら口を酸っぱく言っても、TOEICを実際に受けない理由は次のとおり。

 ・恥ずかしい点をとりたくない

 ・受験料が高額でお金がもったいない

 ・本当はTOEICなんてどうでもいいと思っている

 これについては、三番目の「TOEICはどうでもいい」と考えているならば論外である。本人のやる気がないのだから、いくらアドバイスをしても無駄である。

 ただし、「恥ずかしい点を取りたくない」とか、「お金がもったいない」という気持ちはわからないわけでもない。

 別に公開テストは、一斉テストなわけじゃないんだから、誰が見てるわけではないのである。要するに、自分との闘いである。

 恥ずかしい点、不本意な点を取ることに、自分のプライドが傷つくことを恐れているのである。

 しかし、どんなに高得点者であっても「楽をしてハイスコア」を取れたわけではない。誰だって、地道な努力をしているのである。

 ダイエットを決意した人が体重計に乗ることを決意するように、まずは、TOEICの勉強をやると決めたのならば、まずは、力試しに本番試験を受けてみよう。

 先延ばしにしたところで、結局、挫折する誘惑が多い。

 愚直に試験を受けて、結果に言い訳をせず、対策を練って、努力を重ねた者にのみ、勝利の女神は微笑むのである。

 3.受験が嫌ならTOEIC専門誌の活用を

 ただし、背に腹は代えられない。

 力試しのために6,000円近い検定料を払うのは、金銭的に厳しいと考える人がいるかもしれない。

 そんな人には、リント社が発行している「TOEIC®Testプラス・マガジン」という隔月雑誌(以下、「プラス・マガジン」)をおススメしたい。

 定価1,599円、この雑誌には、TOEIC本番さながらの模擬問題200問が掲載。

 そして、特典アプリを使って、推定スコアが算出される。

 これは、とても重宝している。

 TOEIC公式問題集での模擬試験も悪くないが、スコアのレンジ幅が広すぎて、自分が一体何点であるのか、ズバリわからないことが何点である。

 もちろん、これからTOEICレーニングを進めていくためには「公式問題集」はマストアイテムなのだが、とりあえず、とっかかりの「TOEICのお試し」には、「プラス・マガジン」に軍配が上がる。

 本当ならば、実際にTOEICに受けるのがベストであるが、そこまではちょっと敷居が高いと感じている人にとっては、「プラス・マガジン」を利用してみるのもいい。

 そこで換算されたスコアは低くても、決して恥じることはない。

 闘いは始まったばかりなのだから…。