うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC50点ダウンでも夢をあきらめない

 英語と仕事に毎日向き合う

 最新のTOEICスコアが755点から705点にダウンした。

 自分としては800点が目標だっただけにショックである。

 でもふさぎ込んでばかりもいられない。それでも毎日はやってくる。

 1.屈辱をバネにする

 スコア発表の日、私の身に象徴的なことが起きた。

 この日は、社内の国際WEB会議にオブザーバーとして参加したことである。

 アジア各国のビジネスパートナーとのリモート会議、正直言って、参加者の言っていることが半分くらいしかわからなかった。司会者の英語は、とても簡潔でわかりやすい。自分の目指す世界共通語としての英語のお手本となった。

 TOEICスコアダウンのショックに加えて、英語の会議についていけないという悔しさのダブルパンチを受けた。それでも、不思議と、英語に関わることを辞めようとは思わない。むしろ、TOEICにせよ、国際会議にせよ、この屈辱をバネにして、もっと上を目指していきたいと思った。

 この会議で、日本側の事務局をしてくださった女性社員さんと親しくなった。

 今回の会議でオブザーバー参加を社内で募ったところ、私を含めて3人しか集まらなかったことである。それでも、この手の会議の聴講に手を上げたということは、私の英語を使った仕事に関心があることを伝わったかもしれない。

 2.英語意欲を売り込む?

 もちろん彼女は、私のTOEICスコアなども知りえる立場にある。彼女自身、自分は英語が非力であるにもかかわらず、なんでこんな仕事に抜擢されたのか理解に苦しむと謙遜されていた。それでも、彼女は社内通訳員を束ねるリーダーでもある。

 十分と話す機会あったにもかかわず、自分が社内通訳員になりたい、と売り込むことをすっかり忘れてしまった。

 でも、個人的なつながりが出来たので、さっそく翌日に、彼女に社内メールをして、自分の通訳員の希望があることをほのめかした。

 けれども彼女の返事はいまのところない。

 通訳員の希望を「さらっと」伝えただけなので、たんなる社交辞令と思われたのかもしれない。来週、第二砲を打って、通訳員になるための実践方法を聞くつもりである。

 さて、なぜ私が、これだけ「社内通訳員」になることにこだわっているのか?

 それは、そろそろ英語に関しては、インプットばかりではなく、アウトプットも考えてみたいと思ったからである。TOEICの結果発表日と国際会議の日程が同じだったのは、単なる偶然であった。国際会議のオブザーバー参加の告知を見たとき、なぜか直感的にピンとくるものがあった。

 3.なんのための英語か?

 そもそもなぜ英語を勉強をしているのか?

 本業に関係しつつ退職後のキャリアとして「英語」に目を付けた節がある。

 具体的には、定年後、通訳・翻訳・教育などに携わりたいと思っている。

 英語を本業で使うというより、むしろ副業的な意味合いが強い。 

 しかし、何も夢を実現するために「定年」を待たなくても良いはずだ。

 「社内通訳員」という制度があるなら、これにチャレンジしない手はない。

 私も、ここ数年来、英語の自己啓発に関わってきている。

 TOEICスコアもじわじわと上がってきた。

 社内通訳員のオファーはないが、その下でアシストする役目なら、希望調査をきかれている。年齢を言い訳にしたくないが、とちらかといえば、アシスト役は「若手社員」がやるものと相場が決まっている。

 だったら、齢も齢だし、せっかくなら、てっぺんの「通訳員」を目指したい。

 4.最後に(やっぱりTOEIC?)

 通訳員になるためには、どんなことをすればいいのか?

 事務局の彼女に、聞いてみることにしよう。

 おそらくTOEIC860点以上とか900点以上という答えが返ってくるだろう。

 まあ、通訳員になることがTOEIC学習の動議づけのひとつになれば、それはそれで良いことだ

 結局、TOEICからは逃れられないのである。