うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

シニア世代が英語を勉強する理由

 英語と仕事の両立を目論む?

「老いぼれる前に死にたい」と歌ったのは、ザ・フーのマイ・ジェネレーション。

 ただ、実際に自分が老いぼれになってきても、まだまだやりたいことがある。

 英語の上達もそのひとつ。

 1.定年を待つのでは遅い

 当初は、せっかく英語を使う仕事に就いたのだから、定年退職後も英語に関わる仕事でも続くけられたら、という漠然と考えていた。

 けれども、「英語に関わる仕事」なら、何も定年を待たなくても、今からでもできるのではないかとハタと気づいた。

 ウチの会社には、国際会議などに英語を介してアテンドをする「社内通訳員」という制度がある。

 但し、この制度、「打診」であって「希望」ではないらしい。

 どうしたら打診が来るのか?人事のことはよくわからない。

 けれども、漠然と考えているのは、職歴ではなく、TOEICスコアらしい。

(それが証拠に入社2年目の中途採用者が「通訳員」に抜擢されたことがある)

 もしも、TOEICスコア基準が「公示」されていたのなら、それに向かって学習を進めるみたいだ。730点を取っても「打診が無い」ということは、どうやら、860点~900点あたりが基準ではないかと推測している。

 2.通訳をアシストする制度

 「社内通訳員」のハードルが高い。

 幸運なことに、もうひとつ、「通訳支援員」という制度もある。

 言葉のとおり、通訳員をアシストする役目である。

 Jリーグでいえば、通訳員がJ1なら、通訳支援員がJ2といったところか。

 「支援員」は、比較的、自由な志願が認められている。

 私も、この「支援員」になるべく、とりまとめ事務局の人を巻き込んで、「英語と仕事の両立」を図るべく、具体的な計画をすすめていたのが48歳のとき。

 ところが、待てど暮らせど、事務局員が「確約」してくれた、「通訳支援員」のオファーがこないのである。

 これはどうしたものだろう。

 事務局員の人に確認したところ、こう言われた。

 「おかしいですね、私のほうではキチンとオファーを提示したのに、リストが上がってこなかったのです。きっと何か理由があって、ご辞退されたのかと思いまして…」

 だれが「辞退」なんかするものか!

 事態を確認したところ、Sという要職人物の「ある意向」にたどり着いた。

 S氏の意見は次のとおり。

 「通訳支援員は、若手育成の場の一環であると考えている。アナタのように、いい年をした課長補佐のやるような仕事ではないと…」

 (だからことの真相は、事務局のオファーを、S氏が断っていたのである) 

正直、これを言われた時、カチンときた。

 別に私は、「この手のジェネレーション・ハラスメントはいけません」と言いたいのではない。(もちろん、そういう気持ちは無きにしもあらず?)

3.まとめ(悔しさをバネに…)

 ただし、ここで腐ってはいけないだ。

 支援員の上には、通訳員がいて、さらにその上には「アドバイサー」なる役職が設置されている。

 さすがに「アドバイサー」ともなれば、若手育成うんぬんはないだろう。

 では、どうすればいいのか?

 こたえはひとつ。

 いつか「三顧の礼」でアドバイサーとして迎えられるよう、英語を猛勉強するしかない。

 こうして今日もまた、英語の勉強に勤しむ私である。