やる気がでないときは…
英語の勉強の継続は「やる気」を持続させること。
そうはいっても、人間だもの。
日々の勉強が嫌になるときだってある。
そんなときに、これまでどう乗り切ってきたのか、振り返ることにしよう。
ポイントは三つ。
・無理に逆らわない
・ルーティンを守る
・過去の記録を振り返る
以下、この対処法について述べてみよう。
①無理に逆らわない
勉強が嫌になるときは誰だってある。
むしろそうならない方が不自然である。
そんなときは「勉強が嫌だな」という内なる気持ちを素直に受け入れよう。
別に自己嫌悪に浸ることはない。
気分が乗らない時、がむしゃらにやるのは、むしろ逆効果。
ネガティブな感情をいったん心にしまって、やる気がでることを待ってみよう。
実は「嫌になること」は、とてもパワーのいることである。
英語の勉強について、「嫌になるほど好きなのだ」。
もしも、本当に嫌ならば、「嫌だ」という感情が沸いてこない。
嫌がっているのは、本心では、まだそこにこだわっている証拠である。
負けを認めなければ勝ちがないように、嫌という心の素直な気持ちに向き合ってみよう。「嫌よ嫌よも好きのウチ」であるから。
➁ルーティンを守ろう
勉強が嫌になったら、少し勉強から距離を置くことをおススメする。
ただし、まったく止めてしまってはダメ。
このあたりのサジ加減が難しいのだが、私の場合、何回も襲ってくる「モチベーションの低下」の時期を乗り切るためにも、毎日、「やること」を決めている。
ひとつは、「英字新聞記事の音読」である。
日刊の英字新聞を購読している。新聞の良いところは、嫌だろうがなんだろうが、毎朝自宅に届くのである。
だから、TOEICの結果に失望したり、英語を使う仕事から外されたり、やる気スイッチが消滅したとしても、英字新聞は毎朝届くので、気分が乗らないときでも「仕方なく」社説の音読をやっている。
毎朝のことなので、これをやらないと気持ちが悪い。
あと、ポットキャストのNHK英語ニュースのリスニング。
これも毎朝、やっている。
更には、平日には、TOEIC対策のアルク教材、休日には、公式TOEICトレーニングL&Rをやる。TOEIC耳とTOEIC読解だけは、少なくても持続しつづける。
気分が乗らないときは、早くルーティンをこなせばいい。
何も、一日中、カフェや部屋にこもって、フル摸試をやる必要はないのだ。
ただし、少しでもいいから、英語、できればTOEICの教材を毎日触れることで、スランプをやり過ごすことが必要ではないだろうか。
③過去の記録を振り返る
最後に、TOEICでも英検でもいいから、これまで受けてきた自分の英語資格試験の記録を振り返ってみよう。単純に受験日とスコアを転記して、表にまとめてみよう。
日記を書いている人ならば、試験日の心情なども振り返ってみると良い。
なんで自分が英語を決意しようとしたのか、初心に帰ることができる。
これだけやったのだから、そう簡単にあきらめることができないとわかるはず。
④まとめ
モチベーションの低下は結局は自分の心の中の問題である。
無理に逆らわず、ありのままの気持ちを受けいれること。
せっかく続けているルーティンは最低限でも守っていくこと。
過去のスコア変遷を振り返り、再び立ち上がるきっかけをみつけること。
モチベーションが低下した今だからこそ、戦略を見直してみるのもいい。
結局は、自分を励ますことができるのは、自分が一番なのだから。