勉強継続のコツ(継続・目的・結果)
英語ができるようになりたい。
誰しもが思うことであろう。
では、どうすりえばできるようになるか?
それは、英語の勉強をがんばるしかないのである。
では、どうしたら勉強を継続できるのか、ポイントは3つ。
・毎日やる
・目標を明確にする
・言い訳をしない
以下、この点について説明していこう。
①毎日やること
英語を上達したいのなら、毎日勉強をしよう。
これは、休日にまとめて7時間やるより、平日・休日含めて1日1時間を7日続けたほうが良いということである。
人間というのは、やる気があるときと無い時の差がある生き物である。
やる気があるときに、一日に、何時間でもがーッとやればいい。
でも、問題なのは、「やる気なしモード」におちいったときである。
人間だもの、どんなことにも「嫌なとき」が必ずある。
でも、毎日勉強をやる、という習慣ができてしまえば、たとえ「やる気無し」のフェーズに入っても、とりあえずこれまでの惰性で続けて、再び「やる気スイッチ」が入り、なんとか挫折する危機を乗り越えることができる。
だから勉強を決意したなら、毎日、いかに継続するか、その「仕組み」を真剣に考えたほうがいい。
私が、英語学習者にススメているのは、「NHKラジオ英語」と「英字新聞」のふたつ。なぜなら、どちらも、少しずつ、毎日やるクセがつきやすいので。
スマホの「英語聞き流し」やネットニュースの「英文記事」はおススメしない。
やはり継続するコツは、身銭を切る必要があるからである。
せっかく有料テキストを買ったり、新聞を購読したりすれば、人間というのは、元来ケチなものなので、元と取りたいという欲が働き、結局、英語の大敵・サボりを回避することができる。
これが、スマホの無料聞き流しとかネットの無料英文記事なのでは、結局、タダだから、別にやらなくてもいいや…、ということになる。
「損して得とれ」ではないが、無料というのは、結局、高くついてしまうのだ。
➁動機を明確にすること
英語を挫折する人の特徴に、明確な目標を持っていない人が多い。
一方、何で英語を勉強をやりたいのか、具体的にイメージできている人は、逆境に強いので、得てして英語を継続することができる。
なんとなく英語が上手になりたい、という程度の動機なら、「英語が嫌になってきたモード」が押し寄せたときに、歯をくいしばって頑張ることができない。
勉強は、「しつこさ」が大切である。
私ごとであるが、この度、英語を使う仕事から解任されてしまった。
とても好きな仕事であり誇りを持ってやっていた仕事なので、配置換えは、到底納得できるものではない。そして、なんとか見返してやりたいと思う。
それには、やはり、TOEICで高得点を取り、この「解任劇」が過ちであったことを実証させていきたい。
マイナスの気持ちをプラスの動機に変えていく。
この強かさが必要である。
③言い訳をしないこと
勉強継続のコツとして挙げられることのひとつに「他人と比べない」ということがよく言われるが、私は、この言葉に多少の違和感を持っている。
なぜなら自分を成長させるためには、他人の比較という視点も必要である。
言葉を変えれば、「他人と比べてもいいけれども、決して、結果に対しての言い訳をしないこと」こと付け加えたい。
あなたよりTOEICのスコアがいい人は、あなたより英語を頑張った人である。
「あの人は帰国子女だから」
「あの人は英才教育を受けてきたから」
「あの人は上司に気に入られているから」
やっかみ、ひがみ、嫉妬心。
すべては、自分の結果を受け入れていない証拠である。
自戒の念を込めてそういおう。
実は、社内英語研修の選抜試験でTOEIC IPテストを受けたことがある。
私はTOEIC430点、ライバルのMさんは700点だった。
(その研修にはMさんが選ばれた…)
このときの私の「戦意喪失ぶり」は今でも覚えている。
なんで700点を取るMさんに「研修の機会」を与えるのだ!
Mさんは放おっておいても、勉強をやるんだから、スコアの低い私のような人間こそ、研修の機会を与えるのにふさわしいのではないか!
そんなことを考えていた当時の私は浅はかだった。
自分が負けたという結果を受け入れられずにいた。
でも考えてみて欲しい。
選考側は、TOEIC IPテストという「公平な判断基準」を提示してくれたのだ。
勉強を続けるためには結果を真摯に受け入れるべき。
そして、他人と比較しても、言い訳をしないマインドが大切である。
④まとめ
英語の上達には勉強の習慣化が必要不可欠である。
そのためにも、
・毎日英語の勉強をする仕組みを整える
・英語の勉強をする理由をはっきりさせる
・結果に言い訳をせず、次につなげる
このことを忘れないようにしていきたい。