社会人の「英語のたしなみ」
これからのご時世、英語が出来て損はない。
コロナ禍で世界が閉鎖されている?
人工知能が発展してAI翻訳が進むので英語はいらない?
いやいや逆でしょう。
世界が閉鎖させれば、リモート化がますます進み、事実上の世界共通語のしての英語を使う頻度は格段にあがることだろう。
AI翻訳の不自然さを自然な言葉にわかりやすく伝えるためには、基礎的な英語力は必要だろう。
なにもプロの通訳家、翻訳家を目指すレベルではない。
その道のプロに任せればいいはずである。
ただし、せめて英検2級、TOEIC600点レベルの英語力は、どんな仕事にとっても一応必要である。
英検2級もTOEIC600点も特別な技術や才能はいらない。
ただ、目標を据えて、やることをやればだれでも達成できる。
ただし、コツが必要である。
それは、
・毎日勉強を継続する
・休日は摸試をやる
・必ず受験をする
の三つである。
1.毎日の勉強継続
英語に限らず、何かを達成したいと思うなら、継続化が必要である。
少しでもいいから、毎日、なんらかの形で英語に触れる必要がある。
たとえば、NHKラジオ英語講座などは、15分程度で毎日放送している。
これを利用する手はない。
また、いかに毎日勉強するかの仕組みを考えた方がいい。
通勤時間や休憩時間の「スキマ時間」を利用するのはもちろん良いことだ。
でも、できることならば、腰を据えて、机に向かう時間が欲しいところ。
おすすめなのは「朝活」である。
朝の時間なら、勉強を阻害する誘惑が少ない。
家で勉強するもよし、ちょっと早く出勤して、職場近くの喫茶店やいっそのこと職場で勉強をすることなど、工夫次第でいくらでも勉強する環境が確保できるはず。
2.休日は摸試をやる
英検やTOEICの目標を到達させるためには、やはり本番と同じ形式の「模擬試験」が必要である。
実際の問題(過去問題や公式問題集を手に入れよう)を触れることで、実際の試験当日のイメージができる。
また、たとえば、平日は、リスニング、英単熟語、英文法をやるのなら、休日には、「総合演習」として、摸試に挑戦すると勉強のメリハリがついて良いかもしれない。
摸試を行うことで、自分の弱点もわかる。
そこを平日のトレーニングで強化することで、確実に目標に達成できる。
3.とにかく受験する
あたりまえのことかと思われるが、これが意外と難しい。
多くの挫折した英語学習者をみると、勉強当初の意気込みはどこえやら、実際の試験を受けることなく「敵前逃亡」を図る輩がいかに多いことか!
英検にせよTOEICにせよ、実際に試験を受けないと目標に到達できないのだ。
「いやいや試験なんてまだまだ先ですよ。まずは勉強、勉強…」
こういって、本番試験を先延ばしにしてしまう。
結局、英語が嫌になって、試験そのものを受けないので、結局、英語の勉強も続かなくなってしまうのである。
これを回避するためには、一回の試験で結果を求めないこと。
「力だめし」ではないけれど、まずは、身銭を切って、とにかく英検やTOEICの試験を受けてみよう。
そこから、その結果を真摯に受け止め、次の試験に向けて「戦略」を練ろう。
英検やTOEICに勝利するには、まずは勝負をしなければならない。
受験をするアナタは、すでに夢に向かっての最初のステップを踏んでいる。
その分、他の誰かよりも、一歩先んじているんだから自信を持っていい。
4.まとめ(最後に)
以上のように、英検2級、TOEIC600点のコツは、
・毎日勉強する仕組みを作る
・平日と休日のメリハリをつける
・まずは実際に試験を受ける
ことが、必要不可欠である。
地道な努力が、結局、結果を出すことになる。
今さら英検やTOEICだなんてと億劫がらず、ぜひ挑戦してもらいたい。