うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

朝活英語・習慣化のための実践3選

 今度こそ「挫折しない」英語

 朝活英語は「歯磨き」と同じである。

 一度習慣化してしまえば、やらないと気持ちが悪い。

 私の場合、朝の英語の勉強がまさにそれである。

 朝の1時間だけ早く起きて、英語の学習を実践しよう。

 おすすめしたい実践方法は、

 ・英語教材20分

 ・英字新聞20分

 ・ポッドキャスト20分

  20分×3メニューで1時間。

 これを毎朝、習慣化してしまおう。

 1.英語教材20分

 英語を勉強しようと一度決めたら、TOEICなり英検なり、資格試験を自分のペースメーカーとして決めてしまおう。

 そして、目標スコアを決めて、それに応じたトレーニングをしよう。

 幸いなことに、TOEICでも英検でも、毎朝20~30分程度で続けられる学習教材が揃っている。

 TOEICと英検、どちらをやるかを決めたら、自分が無理なく続けられる教材を主軸に据えて勉強をする仕組みを決めてもらいたい。

 私の場合、とっかかりはNHKラジオ英語であった。

 自分の身の丈にあったレベルで学習できるし、毎日20分で本放送が終わる。これをストリーミング再生して、朝の時間に聞くのはどうだろう?

 ラジオ英語をしばらく続けて、本格的にTOEICに挑戦するたに、アルクの通信講座(TOEIC観完全攻略コース)に切り替えた。

 なぜアルクにしたかといえば、私の会社で割引あっせんしていたからである。

 もしも、自分が毎朝少しづつ関わることができるとすれば、「スタサプ」などもいいかもしれない。

 TOEICではなく英検に挑戦したい人は、旺文社の対策ドリルが結構充実している。

 独学とはいえ、TOEICや英検は廉価で良質な市販教材なども揃っている。

 これを利用して、まずは「毎朝勉強をする」という習慣をつけてもらいたい。

 2.英字新聞20分

 朝の習慣といえば、新聞を読むことが定番である。

 英語学習者は、これを「英語化」してみよう。

 つまり、朝、新聞を読みたいという欲求を満たすため「英字新聞」にチャレンジしてみよう。

 英語ビギナークラスにとって、英字新聞は敷居が高いと思われるかもしれない。

 そんな時、おススメなのは、読売新聞系の英字新聞「ジャパン・ニュース」である。

 日本の新聞社が発行する新聞であり、(英字新聞の雄)「ジャパン・タイムズ」に比べて、英語がわかりやすいし、記事を深堀りしたければ、日本語の読売新聞で後追いできる。もちろん、中級者以上の英語学習者にとっては「ジャパン・タイムズ」でも良い。要するに、朝、新聞を読む習慣を英語化してしまおう、とうことが取組みのキモである。

 私は、朝の20分を、見出しザッピング(記事の見出しをさっと読む)、そして、社説の音読をしている。幸い、ジャパン・ニュースには、日英併記しているので、英語で音読を終了した後、自分の理解(読解)が間違いないか、とか、わからない単語や表現がすぐに確認できるので重宝している。

 3.ポッドキャスト20分

 最後の「朝のシメ」は、ポッドキャストによるNHK英語ニュースを聴き流すこと。

 朝は、忙しい。腰を据えて、英語教材に取り組み、英字新聞の音読をして、そろそろ妻子が起きだしてきて、家族のエンジンがかかってくることである。

 スマホのポットキャストでNHKニュースやBBCニュースを聴くことで、シャワーのように英語を浴びることができる。

 ポッドキャストの良いところは、テレビと違って映像がないことである。

 これは、リスニングを頼りに概要を学ぶことができるし、映像が無い分、何かをやりながら、(たとえば朝の散歩とか身支度の準備とか)チャレンジすることができる。

 ポッドキャストの英語ニュースリスニングに先立ち、英字新聞は読んでいるわけだから、放送される主要ニュースの概要はなんとなくすでにわかっている。

 だから、先に英字新聞を読んでおくことで、ポットキャストのリスニングの理解が深まる。トレーニングとして、そして社会人としての朝のたしなみとして最適である。

 4.まとめ(朝勉生活)

 英語学習の継続は、いかに習慣化することにある。

 誰にも邪魔をされることのない「朝の1時間」を使わない手はない。

 私の場合、

 ・英語教材によるトレーニン

 ・英字新聞社説の音読

 ・ポッドキャストによる英語ニュースリスニング

 この三つをそれぞれ20分で「1セット」、計1時間を朝活として習慣化している。

 朝、英語の勉強をしないと、なんとなく気持ちが悪い。

 こうなれば占めたものである。

 みなさんも無理なく続けられる「勉強の仕組み」を考えよう。