うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

第282回TOEIC L&R公開テスト体験記

 淡々と受験すること

 5月以来、約半年振りのTOEIC受験である。

 今回は、直前の「悪あがき」を辞めて、淡々と受けることにした。

 受験までの最終週こそ、公式問題種⑧のフル摸試を交互に2回ずつやり、8割方できるところまでスコアを上げた。

1.こんな時にビートルズ特番かよ!

 私事であるが、ビートルズのファンであり、11月26日から、3日連続で、ビートルズのドキュメンタリー「ゲッド・バック」が配信され、正直いって、TOEIC対策どころではないのである。

 ビートルズの伝説のルーフトップコンサートがノーカットで見られるとあれば、TOEICなんてどうでもいいと思っている。

 ただし、毎年11月はTOEIC受験月、12月に結果が発表され、年明けの社内調査希望票にダイレクトにスコアを反映させる。11月のテストは「自己ベスト」を望みたいところである。

 現在のスコアは、今年5月に書くとした「755点」、希望としては「800点以上」最低でも「自己ベスト更新」をしたい。

 2.いざ試験会場へ

 お守り代わりに、「金フレ」(愛用の単語帳)、公式問題集8の回答編を持参、試験前、パラパラと金フレは見たが、今回は、公式問題集8については、「お守り代わり」に持参したのみ。

 受験地は、千葉中央にある専門学校。午前の部の受験。2号館と5号館に受験会場が分かれていて、5号館に並んでいたら、実は2号館が受験会場だった。(このあたりのアナウンスをちゃんとして欲しい)

 こんなに天気が良い日に、試験なんて…、やはりどこかへ行楽に行きたい。

 ひいきにしているJリーグのジェフユナイテッドのホーム最終戦フクアリで行う。

試験終了が12時20分なので、14時からのキックオフはベストなタイミング。TOEIC受験でせっかく千葉市までやってきたので、午後はスポーツ観戦も良いと思う。

 しかし、前売券完売、当日券の販売も無い…。せっかく久しぶりにスポーツ観戦でも思ったが甘かった。ただし、我がジェフのホームゲームのチケットは(コロナ禍で人数制限があるとはいえ)完売になっていることは、嬉しいことである。

 まあ、TOEICに関係のない話はそれくれらいにして、今回も、脳みそをフル発揮させるため、チョコレートのカルボ、それにウィダーゼリーのブドウ糖を持参。カルボは、専門学校の入り口で並んでいる時、ブドウ糖は試験受付終了間際のトイレにて補充。

 そして、10時20分、試験スタート。

 3.今回のTOEICテスト

 写真問題、一問目が、「飲み物の棚に女性が立つ構図」。

 どこかで見覚えがある写真だと思ったら、公式問題集8のテスト1の一問目の「飲料棚」とフォームがそっくり。女性がいるかいなかいだけの違いであった。

 二問目が、「男性ふたりがバイクを触っている構図」。

 これは、選択肢に「バイクの修理」とあったのでそれをチョイス。写真問題は、他に「ラッピングしているペットボトルのセットを女性同士が手渡ししている構図」あり、これだけややわからなかった。「うしろの方に洋服がハンガーに吊り下げられている」ことが少し気になったので、それが選択肢のDに出てきたのでそれをチョイス、しかし、ひょっとして「ラッピングがどうの」といっている他の選択肢が正解かもしれない。写真問題は、これのみ自信がない。

 Part3,Part4のチャート問題、機器の壁紙(?)が星型(スター)だった。

 全然わからなかったのが、チリソースのボトルの色について。これは3問とも全滅に近い。わずかに「イエロー」と聞こえた箇所があったので、選択肢のひとつは「イエロー」としたがどうだろう…。

 きちんと把握できた質問と、まったく対処できない質問がまんべんなく出題されたので、ちょっと自己ベスト突破は難しいかもしれない。

 リーディングは、いわゆる「ぬり絵」は無しで、時間いっぱい、最後まで解くことができた。最初からチャット問題で、これが難しかった。

 AI技術や環境問題のことなど、「旬のネタ」が多かった。ただし、AI技術

 は、選択肢に「自動運転」があって、これは引っ掛けではないかと思う。自動なのは運転ではなく、工場製造ラインではなかったか?「自動車メーカーのAI技術」というと、すぐに「自動運転」に飛びついてしまうが、そこは、きちんと練られているのか、はたまた私の考え過ぎか?

 一方、環境にやさしい企業アピールについては、「廃棄ロス」というお題目に安易に飛びついてしまった。じっくり本文を吟味する余裕も能力も無かったので…。

 公式問題集8のテスト1の2時間フル摸試では「時間が足りない」という事態になったので、今回は「時間」を意識した。つまり、わからないものは「粘ることはなく」さっさと次に行き、「得点できる問題を確実に取る」という戦略を取った。

 このところのTOEIC受験終了後の感想は「自画自賛」が多いのだけれども、今回もこれに近い。「800点獲得や自己ベスト突破は間違いない」と確信していても、実際のスコアはシビアに低めになる。

 だから今回も、手応えはありつつも、少し控え目に行きたい。

 「ぬり絵」をせずに時間内に全問到達できたのは、過去にもあった。これで800点は間違いないと思いきや、700点、705点ということのあるので、今回も、おごらず、気を引き締めていきたい。

 4.今後の展開

 次の展開だが、不合格だった英検準1級にリベンジするか?(来年1月23日が英検一次試験)、いったんTOEICの結果を待ってみるか?(次回の英検はパスするとういことで)いやぁ、参った、参った。

 今月中に英検準1級受験の決断しなくては…

 英検だったり、TOEICだったり、「二刀流」で行きたいのだが、「二兎追うものは一羽も得ず」ということわざあり、難しいところである。

 ちなみに、次回のTOEICの予定は2022年5月、「TOEICは年2回まで」というカミさんとの約束があるので…。「英検は別でしょ?」と言いたいのだが、許してもらえるか?