うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC760点勉強法

50代で目標スコアを獲得した話

 40歳からのやり直し英語で、目標としていたのはTOEIC730点。

 48歳で、750点獲得、約8年間、英語の勉強を継続した。

 そして50代の今、自己ベストが760点、鋭意800点に向けて勉強を継続している。

 シニア世代と呼ばれる40歳で一発奮起して、10年で倍のスコアを獲得した秘訣を今回は照会していきたい。

 勉強のポイントは三つ。

 ・朝活によるアルク教材

 ・休日は公式問題集

 ・毎日の英字新聞活用

 以下、それぞれの項目を経験と共に開設していく。

 1.朝活でアルク教材

 勉強をするには朝が良い。

 社会人にとっては、夜型から朝型にシフトすることをおススメしたい。

 夜は、なにかと誘惑がある。

 そもそも夜は、一日の疲れがあるので、脳の回転も鈍くなり、勉強がツラくなる。

 朝型に変えることによって、朝は、起きてからしばらくの間、頭はスッキリ。

 また、子供や妻が起きていないので、自由な自分時間を過ごすことがきる。

 更に、朝に「勉強をした」という充実感(ノルマ達成感)があると、一日をとても得した気分になる。

 私は、朝型にシフトしてから、TOEICのスコアが、面白いように伸びた。 

 職場が遠いときは、1時間早く出勤して職場の事務所で勉強。

 職場が近い場合、自宅で1時間勉強をした。

 「朝の1時間」というのがポイントである。

 大事なのは、いかに継続すること。

 せめて1時間は欲しいところ。

 そして、独学では、やはり勉強の伴走をしれくれる教材が良い。

 スタサプでも良いかもしれない。

 私が利用したのか、会社でも斡旋していた「アルクTOEIC完全克服コース」

 これは、正味40分、長くても1時間で、毎日、やりきるカリキュラムになっている。

 毎朝、机に向かい、がっつり1時間ほど、アルク教材を行う。

 700点コースからスタートして、800点コース、900点コースと継続している。

 しかも、コースを3巡している。

 現在も継続しており、900点コースのプロジェクト25(6カ月目第4週)の三巡目まで来た。来週で、一応、900点コースの「三巡目」をやりきることになる。

 実際のTOEICテストでは、900点はおろか、800点にも満たない。

 それでもなお、アルク教材をやり切ったということは自信につながる。

 朝の一時間、(たいていは6時から7時まで)、ルーティンとしてTOEIC教材をやる。

 これが一日のメリハリが着き、やらないと気持ち悪くなる。

 早起きは三文の得ではないが、語学学習者は「朝勉朝活」にシフトしてみよう。

 また、朝の勉強を終えると、それをツイッターに「つぶやく」こともおススメ。

 同じ勉強仲間から「いいね」をもらうと励みになる。

 孤独感も払しょくして、頑張ろうという気になる。

 2.休日は公式問題集

 資格勉強は摸試にはじまり摸試に終わる。

 TOEICの場合、公式問題集は外せないアイテムである。

 平日の朝、TOEIC教材による1時間の勉強。

 そして休日、土日のどちらかは、まるまる3時間を確保して、本番の試験さながら公式問題集による「模擬試験」の実践をすすめる。

 2時間きっかり摸試をやり、残りの1時間を「答え合わせ」を行う。

 できれば、公式問題集は、全巻揃えてもらいたい。

 私の場合、公式問題集だけでなく、同様の問題集やTOEICプラスマガジンなども購入して、なんとか休日のどちらか一方は、試験対策を行っている。

 平日の早起きを習慣にしていると、休日も早起きになる。

 だから、もしも、休日にイベントがあるのなら、朝、起きて、2,3時間を確保して模擬試験にあててみよう。

 「2時間集中する」という習慣をぜひ身体に染み込ませてもらいたい。

 3.英字新聞活用法

 TOEICの対策に「英字新聞」を取り入れることに反対する声が多い。

 曰く、英字新聞を読む時間があるなら、TOEICに特化した勉強をした方がいいと…。

 しかし、私は、英字新聞こそ、「英語を勉強する」上での挫折しない仕組みとして、取り入れたいものがある。

 なにしろ、英字新聞を常に傍らに抱えている姿はカッコイイ。

 家でも職場でも、英字新聞を手にしていると「ああこの人は英語の勉強をやっているんだな」というアピールになり、それが勉強継続のモチベーションにつながる。

 私は、TOEICスコアが低い(400点台)のウチから、英字新聞を購読している。

 特におすすめなのは、読売系のジャパン・ニュース。

 これは、一部150円と安いし、なにより日本の新聞社が発行している英字新聞なので、内容がわかりやすい。中級から上級者まで、網羅できる。

 そして、ジャパン・ニュースのキモは、社説である。

 社説に関しては、日英併記しているので、英語で読んだ内容を日本語で確認できる。

 本番TOEICさながら、まずは英語で社説を音読する。

 実は、日本語でも社説を読みこなすのは大変である。

 ここがミソである。

 社説を音読することで、「一定量の英文を読みこなす」という苦行を毎日行うことで、英語に対しての前向きな気持ちになる。

 読みもしないで山積みになる新聞であるが、社説の音読だけは最低限でもやろうという気になれば、毎日150円という値段は安いものである。

 英字新聞の社説内容はTOEICに問われることはない。

 しかし、圧倒的な文章量を素早く理解するトレーニングとして、英字新聞を活用することは、TOEIC対策にとって、有意義なものと思われる。

 4.まとめ

 以上のとおり、「毎朝のTOEIC教材」「休日の公式問題集」「毎日の英字新聞社説音読」を10年近く続けてきた。

 このやり方にブレがないので、40歳を過ぎてから、やり直し英語にある程度の実績を上げてきたことと自負している。

 英語の勉強については、自分で継続できるルーティン化を確立することである。

 いろいろ試して、自分にふさわしい勉強法を確立してもらいたい。