スキルの掛け算で夢を実現
何で英語の勉強をやるのか?
目的を明確に持っていないと学習継続は難しい。
英語は会計、IT(パソコン)と共に、これからの社会人の「三種の神器」。
1.貿易実務経験を生かす
実際、転職を考えたとき、これまでの経歴を振り返る。
やはり自分は「貿易実務」に携わってきたので、英語の勉強をしてきた。
つまり、貿易実務者にとっては、英語を学ぶ動議づけがはっきりしている。
英語だけでなく、英語+アルファの能力を身に付けて、自分の付加価値をつけたい。
「通訳者・翻訳者」
「英語学習トレーナー」
「通訳ガイド」
英語を強みとして仕事を実現することはいくつもある。
ただし、現実的に考えると「貿易実務」(広い意味で「国際コミュニケーション」)こそ、お手軽な学習目標でないだろうか?
私自身、かれこれ10年近く、英語の勉強(TOEIC、英検)にかかわってきた。
休日は終日、英語の勉強にあてたいと思うものの、なかなかそれが出来ない。
自由な時間があっても、英語に関しては、3時間が限度である。
もしも、一日中、勉強する機会があり、貿易実務にかかわりたいのなら、英語の勉強に併せて「貿易実務検定」や「通関士」の試験にチャレンジするのはどうだろう?
「日商簿記3級」でも良いかもしれない。
2.英検・TOEICの失敗
かつて私は、英検とTOEICの「二刀流」を意気ごんでいた。
1日のうち、朝にTOEICの勉強、日中は英検対策を行った。
でも、これは極めて非効率であった。
なぜなら英語脳を酷使していたから。
1日7時間も英語を通しで勉強する気力は私には無い…。
朝にルーティンの朝勉をやり、日中はせいぜい摸試(2時間)をやりきるくらい。
英検なら英検、TOEICならTOEICと照準を定めたほうがいい。
もしも1日中、勉強する機会があるなら、英語は午前中までと割り切り、午後からは別の資格勉強(現在は「貿易実務検定」)の勉強をしている。
英語資格の「二刀流」より、英語+アルファの「二刀流」を勧める。
気持ちを切り替え、地頭を柔軟にするためにおすすめである。