うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

朝勉仲間の見つけ方

仲間の存在が勉強継続につながる

 

 TOEICにせよ、英検にせよ、働きながら資格獲得を目指す人に「朝型」が多い。

 私も早起きは苦手であったが、勉強する時間を「朝」にシフトしてから、スコアがぐんと伸びた。

 なにより、朝の静寂は、何にも代えがたいものがある。

 1.朝勉仲間が心の支え

 そもそも、夜型人間の私が、なぜ朝勉朝活に転向したのか?

 それは、家族、特にカミさんからの理解を得るために試行錯誤した結果である。 

 やはり、カミさんが、たとえば洗濯物を干したり、料理を作っていたり「家事」の合間に、自分は「家庭のことは関係ない」とばかりに机に向かって勉強することなんてできないし、夫婦ケンカの温床になりかねない

 そこで、カミさんがまだ寝ている「早朝」こそ、自分時間を捻出できるフロンティアであることに気づいた。

 とはいっても、朝早くは、カフェもやっていないし、勉強をしていて、「孤独」にさいなまされることがある。

 それでも、現在は、ありがたいもので、「ツイッター」の存在が、そんな孤独感を紛らわしてくれる。

 ツイッターで知り合うことのできた「朝勉朝活仲間」の存在が、自分にとって、朝の勉強を継続するための心の支えになる。

 仲間といっても、チャットをしているわけではない。

 せいぜい、「いいね!」をしたり、気になることを、簡単にコメントする程度にとどめている。ツイッターに夢中になって、勉強そっちのででは、本末転倒。

 2.朝勉仲間を作る方法 

では、簡単に「朝勉仲間」を見つける方法を紹介しておこう。

 やり方は簡単で、朝、勉強した内容をツイート(発信)する。

 ただ、それだけである。

 これで、朝勉仲間ができた、というのが、私の正直な感想である。

 教材内容、音読内容、とにかく早起きして、その日に勉強した内容をツイート。

 もちろん、勉強に着手する前、時刻を掲載して、「今から勉強をはじめます」とメッセージを入れてもOK。(実際にそういう人たちがいる…)

 ポイントは、毎朝、継続すること。 

 ツイートを継続とは、もちろんその裏づけとなる「朝の勉強」はしっかりやること。

 黙々と早起きして勉強をすることはいいことだ。

 でも、できるならば、そうした姿を誰かに認めてもらいたいし、一緒になってがんばっている仲間が欲しい。

 まずは、自分のやった「朝の勉強内容」をツイッターに発信してみよう。

 最初は、まったくもって、リアクションがないだろう。

 でも、そこでへこんではいけない。

 焦らず、時間をかけて、毎朝、勉強を継続して、ツイートし続ける。

 続けることにポイントがある。

 継続というのは不思議なもので、しばらくたつと、「いいね」の承認が、ぽつりぽつりとつくようになる。

 そのうち、「いいね」をしてくれた相手を確認していくと、常連さんの存在に気が付くことになる。

 その人のツイート内容やプロフィールを調べてみよう。

 大抵、朝の勉強に「いいね」を継続してくれる人は、その人自身も朝の勉強を実践している人と気づく。

 そして、その人自身も「朝勉ツイート」を発信しているケースがあるので、こちらとしても、その人のツイートに「いいね」をしてみよう。

 繰り返してるうちに連帯感が生まれる。

 朝勉仲間が、目標を達成したり、世界に飛び立つことを知れば、自分のことのように嬉しくなり、励みにもなること間違いない。

 私は、朝勉の始業前と終了後には、ツイッターを必ず確認することにしている。

 大概、常連さんが「勉強開始します」ツイートと、「こんな勉強をやりました」ツイートをしていることを知るだろう。

 何度か「いいね」のキャッチボールをはじめると、いつしか、相手からメッセージが届いたり、自分が気になる情報を発信していることがある。

 そしたら、迷わず、誠意をもって簡潔にコメントをしてみよう。

 リアルに知らなくても、勉強仲間の存在に気付くことだろう。

 3.最後に…(気をつけたいこと)

 「ツイッターをやったほうがいい」

 そういうと、やれSNSは危ないとか、見ず知らずの人とつながるのは良くない、といかいって、ネガティブに構えて反対する人が必ず現れる。

 でも、私が朝勉ツィートを始めて、3年近く経つが、そんな心配は無用である。

 早朝、勉強ツイートに反応する人に悪い奴はいない…。

 これが、私の結論である。

 たしかにリアルに繋がっていない人に対して、信頼を寄せることに、なんらかの違和感を持つことはあるだろう。(その感覚は、それはそれで大切である)

 しかし、朝勉のツイート仲間の存在は、そんなデメリットを上回るほど効果がある。

 ただし、注意がひつようなのは、いわゆる朝勉垢やTOEIC垢(朝勉強やTOEIC学習のアカウントを持つ人)は、概して優秀な人が多いので、その人たちと比べて、自分の至らなさを嘆いてはいけない。

 私は、TOEIC700点台であるものの、「朝勉仲間」には、満点や900点以上というハイスコアが当たり前にいる。そこでヤル気が滅入ってはいけないようにしている。

 むしろ、そうした人たちを目標とか手本として、そういう人たちから、なにかひとつでもいいから「学びたい」「つながりたい」という姿勢を大切にしている。

 それが、朝勉継続の秘訣になっている。