仲間の存在が勉強継続につながる
TOEICにせよ、英検にせよ、働きながら資格獲得を目指す人に「朝型」が多い。
私も早起きは苦手であったが、勉強する時間を「朝」にシフトしてから、スコアがぐんと伸びた。
なにより、朝の静寂は、何にも代えがたいものがある。
1.朝勉仲間が心の支え
そもそも、夜型人間の私が、なぜ朝勉朝活に転向したのか?
それは、家族、特にカミさんからの理解を得るために試行錯誤した結果である。
やはり、カミさんが、たとえば洗濯物を干したり、料理を作っていたり「家事」の合間に、自分は「家庭のことは関係ない」とばかりに机に向かって勉強することなんてできないし、夫婦ケンカの温床になりかねない
そこで、カミさんがまだ寝ている「早朝」こそ、自分時間を捻出できるフロンティアであることに気づいた。
とはいっても、朝早くは、カフェもやっていないし、勉強をしていて、「孤独」にさいなまされることがある。
それでも、現在は、ありがたいもので、「ツイッター」の存在が、そんな孤独感を紛らわしてくれる。
ツイッターで知り合うことのできた「朝勉朝活仲間」の存在が、自分にとって、朝の勉強を継続するための心の支えになる。
仲間といっても、チャットをしているわけではない。
せいぜい、「いいね!」をしたり、気になることを、簡単にコメントする程度にとどめている。ツイッターに夢中になって、勉強そっちのででは、本末転倒。
2.朝勉仲間を作る方法
では、簡単に「朝勉仲間」を見つける方法を紹介しておこう。
やり方は簡単で、朝、勉強した内容をツイート(発信)する。
ただ、それだけである。
これで、朝勉仲間ができた、というのが、私の正直な感想である。
教材内容、音読内容、とにかく早起きして、その日に勉強した内容をツイート。
もちろん、勉強に着手する前、時刻を掲載して、「今から勉強をはじめます」とメッセージを入れてもOK。(実際にそういう人たちがいる…)
ポイントは、毎朝、継続すること。
ツイートを継続とは、もちろんその裏づけとなる「朝の勉強」はしっかりやること。
黙々と早起きして勉強をすることはいいことだ。
でも、できるならば、そうした姿を誰かに認めてもらいたいし、一緒になってがんばっている仲間が欲しい。
まずは、自分のやった「朝の勉強内容」をツイッターに発信してみよう。
最初は、まったくもって、リアクションがないだろう。
でも、そこでへこんではいけない。
焦らず、時間をかけて、毎朝、勉強を継続して、ツイートし続ける。
続けることにポイントがある。
継続というのは不思議なもので、しばらくたつと、「いいね」の承認が、ぽつりぽつりとつくようになる。
そのうち、「いいね」をしてくれた相手を確認していくと、常連さんの存在に気が付くことになる。
その人のツイート内容やプロフィールを調べてみよう。
大抵、朝の勉強に「いいね」を継続してくれる人は、その人自身も朝の勉強を実践している人と気づく。
そして、その人自身も「朝勉ツイート」を発信しているケースがあるので、こちらとしても、その人のツイートに「いいね」をしてみよう。
繰り返してるうちに連帯感が生まれる。
朝勉仲間が、目標を達成したり、世界に飛び立つことを知れば、自分のことのように嬉しくなり、励みにもなること間違いない。
私は、朝勉の始業前と終了後には、ツイッターを必ず確認することにしている。
大概、常連さんが「勉強開始します」ツイートと、「こんな勉強をやりました」ツイートをしていることを知るだろう。
何度か「いいね」のキャッチボールをはじめると、いつしか、相手からメッセージが届いたり、自分が気になる情報を発信していることがある。
そしたら、迷わず、誠意をもって簡潔にコメントをしてみよう。
リアルに知らなくても、勉強仲間の存在に気付くことだろう。
3.最後に…(気をつけたいこと)
「ツイッターをやったほうがいい」
そういうと、やれSNSは危ないとか、見ず知らずの人とつながるのは良くない、といかいって、ネガティブに構えて反対する人が必ず現れる。
でも、私が朝勉ツィートを始めて、3年近く経つが、そんな心配は無用である。
早朝、勉強ツイートに反応する人に悪い奴はいない…。
これが、私の結論である。
たしかにリアルに繋がっていない人に対して、信頼を寄せることに、なんらかの違和感を持つことはあるだろう。(その感覚は、それはそれで大切である)
しかし、朝勉のツイート仲間の存在は、そんなデメリットを上回るほど効果がある。
ただし、注意がひつようなのは、いわゆる朝勉垢やTOEIC垢(朝勉強やTOEIC学習のアカウントを持つ人)は、概して優秀な人が多いので、その人たちと比べて、自分の至らなさを嘆いてはいけない。
私は、TOEIC700点台であるものの、「朝勉仲間」には、満点や900点以上というハイスコアが当たり前にいる。そこでヤル気が滅入ってはいけないようにしている。
むしろ、そうした人たちを目標とか手本として、そういう人たちから、なにかひとつでもいいから「学びたい」「つながりたい」という姿勢を大切にしている。
それが、朝勉継続の秘訣になっている。