うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEICで起業する方法3選

TOEIC関連で独立するためには?

 何のために英語を勉強しているのか?

 出世したい、海外赴任したい、報酬を上げてもらいたい?

 最近の独立、起業ブームから、TOEICの強みを生かして、事業を成功させたい、と考えている人も少なからずいるのではないだろうか。

 でも、何から手をつけていいかわからない。

 そんな方には、

 TOEICトレーナー

 ・専門通訳翻訳家

 ・TOEICブロガー

 という方向性を以下のとおり提案していきたい。

 1.TOEICトレーナー

 TOEICなり英検なり、それなりの有資格者の方には、まさにド定番と言える事業。

 実際に、会社などで、「英語の勉強法を教えて欲しい」と相談されることは数知れず。こんな私ですらそうなのだから、こうしたニーズに「商機」はあると思う。

 ただ、WEB界隈でも、通りすがりの人に、いきなり有料トレーナー(学習指南)をされるのは稀である。

 まずは、オンライン上でもリアルな世界でも、クライアントさん(生徒さん)との信頼関係を結ぶのは大切だ。

 といってもカネの話になると、結構シビアである。

 大手英会話教室ならいざ知らず、オンライン英語コーチングでは、やはり「当たりハズレ」がある。ハズレ講師にならないためにも、まずは、「ブランディング」を強化すること。回り道に見えて、結局、それしか無い。

 学びたい人と教えたい人の「仲介」という立場もあるかもしれない。(英語学習に携わっていると、なんらかの英語を教えたい人と学びたい人と関わってくるので)ただし、これもカネが絡むと人間関係がギクシャクするので、なるべく、経営とコーチングは、ひとりでこなした方がいい。(よほどのビジネスパートナーとの強い絆で結ばれていれば別であるが…)

 では、英語学習指南者としてのブランディング力を上げるにはどうしたらいいか?

 やはり、TEOICスコアを上げることに尽きるのではないか?

 TOEIC満点講師や900点以上では、ある程度の修羅場を経験されているので、信頼性、権威性が高い。ただし、初中級の学習者にとって、寄り添う気持ちはどうだろう?

 ハイスコア保持者は、TOEICに人生を賭けている分、何かを犠牲にしているようである。(私が知る限りであるが…)

 たとえば、TOEICはソコソコ取りたいけれども、仕事や家族サービスも手を抜きたくないとか、休日には趣味の世界に昂じたい。という人も実は多い。

 そういう人には、満点講師のアドバイスは、心に刺さらないことがある。

 だからこそ、TOEICトレーナーには、ピンからキリまで、レンジ幅があり、そこに参入する余地があるのでは?と考えている。

 2.通訳翻訳サービス

 TOEICの点はそこそこであるが、このジャンルだけは、点を落とさない。

 私の場合、TOEIC L&Rテストでの定番シチュエーションの「貿易実務」と「不動産」関係は強い。あと「新聞記事」も…。

 これについては、理由がはっきりしていて、そもそも日本語でも「貿易実務」「不動産業務」「新聞記事」に明るいということがある。

 貿易実務なら船舶スケジュールや商品仕入書(インボイス)とった通関書類が、そもそもどういう内容なのか、よくわかっているので、ここで失点することはない。

 TOEICスコアの乱高下がある原因でもあるのだが、こうした「強み」がはっきりわかる人については、TOEICのみならず、独立や企業の世界でも、十分に生かせるはず。

 たとえば、貿易実務に明るい人は、クラウドサービスなどで実績を積み、貿易英語に特化した「通訳翻訳サービス」を立ち上げてもいいかもしれない。

 不動産業界の実情をしるTOEIC学習者なら、日本にいる外国人(もちろん英語ができるという前提)に不動産物件を紹介する、という「通訳翻訳サービス」も、ニーズが高いような気がする。

 要するに、キャリアの横展開である。

 TOEIC満点や900点という「高得点」は無理であれば、自分のフィールドで勝負をした方がいい。

 どんなジャンルが適正かどうか、わからない人には、本番のTOEIC試験で、このジャンルだけは得意、(たとえば、旅行行程表の問題が好きなら、観光業に向いているとか…)という、自分の特性がわかる気づきになるかもしれない。

 3.TOEICブロガー

 最後に紹介するTOEICで起業するのは、TOEICブロガーという立ち位置。

 そもそもTOEIC学習を続けていれば、それ自体、ブログのネタになる。

 TOEICの勉強をしつつ、その成果をブログ形式でアウトプットすれば、それこそが、メシのタネになる可能性を内包している。

 またTOEICブロガーとして「独立」や「起業」を求めてるならば、その工程や経験も、立派なブログネタになり、ニーズも高いと思われる。

 私のフォロワーさんも、英語学習者、コーチ、コンサルタントさんがほとんどだが、次に多いのは、「副業や起業を勧める方々」。これは、私がブログを投稿しているから、その手のジャンルの方にビビットに伝わるようである。

 もちろんブログで生計を立てるなんて生やさしいことではない。

 けれども、夢は持ち続けたいものである。

 4.まとめ(TOEIC起業三選)

 改めて、何のためにTOEICを受けるのか?

 会社で求められているからこそ、仕方なく受験している人もいるだろう。

 でも、会社に縛られているということは、縛られない生き方と裏腹の関係にある。

 TOEICコーチン

 ・専門通訳翻訳サービス

 ・TOEICブロガー

  勉強を継続するためには、長期的な目標は必要である。

 TOEICを通じて社長を目指す。

 これも立派な学習動機である。