うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

【英語】やり直し勉強に寄り添う

 会社員と英語学習者の二刀流

 「遊ぶためには働かなくてはならない」

 貿易従事者として30年の私、

 そろそろセカンドキャリアを意識しなくてはいけない。

 定年後は、自分の好きなことをやって生計を立てたい。

 自分のキャリアの棚卸しをすると、やはり「英語学習」に関わっていることが多いような気がする。

 現在のツイッターのフォロワーさんも、8割くらいが「英語学習者」である。

 ブログをはじめたのも、TOEICや英検挑戦のカンフル剤になればいい、との思いからである。

 そして、自分のやれることは、志を同じ人にとって、自分の経験を伝承することかもしれない。

 1.やり直し英語

 TOEIC760点、英検2級の私が、英語学習に関して、偉そうなことを言える立場にない。世の中には、TOEIC満点ホルダーや英検1級の人たちがわんさかいる。

 上を見たらキリがないけれど、自分にとっては、何ができるだろう。

 私は、40代で「やり直し英語」に目覚めて、50代の今での実践している。

 細々ではあるけれど、着実に英語資格の成績は伸びている。

 リスキニング(学び直し)ブームより、10年も前に意識していた。

 こうした経験から、中高年、シニア世代の「やり直し英語」を考えている人にとって、寄り添うことができるのではないかと考えている。

 何から手をつけていいかわからないけれど、「やり直し英語」を40歳で決意し、一定の成果を上げて、現在も英語のチャレンジ精神を失っていない、という事実を、英語学習に躊躇する方々に発信する、ということがあってもいいかもしれない。

 現在、貿易従事者として専業サラリーマンとして働いている。

 貿易業界は嫌いではないけれども、定年退職したら、もっと自分のやりたいことで、食べていきたい。

 ここ数年来、ずっと英語学習に関わってきたし、こだわってきた。

 英語学習ブログの発信も、その活動のひとつ。

 ツイッターやブログを通じてのお知り合いも出来た。

 自分には、英語資格の合格テクニックを教えることは難しいと思う。

(それがわかれば、とっくに英検準1級合格やTOEIC800点突破ができているはず)

 ただし、中高年からの「やり直し英語」に関して、寄り添い、一定の成果を上げることは助言できると思う。

 英語学習メンタルを保ち、モチベーションを発揮し、トレーニングを継続する。

 自分のやってきたことを言葉にして発信することならできそうだ。

 2.早起き習慣をはじめる

 「英語はやりたいけれど、そんなことをやっている時間がない」 

 英語学習に憧れるサラリーマンなら誰しもが考えることである。

 私の場合、貿易従事者と英語学習者は「二足のわらじ」と考えている。

 英語学習に関しては、特に「稼ぐ」ということはない。

 けれども将来に向かっての「自己投資」という意味合いがある。

 「副業するくらいなら勉強をしろ」

 もっぱら今の自分に言い聞かせているところである。

 では、果たして、私の場合、いつ勉強をしているのか。

 キーワードとなるのが「早朝」である。

 「早起きは三文の得」ではないが、英語の勉強やブログ発信に関しては、朝型に切り替えた。

 とにかく、勉強であれ何であれ、誰にも邪魔されない「自分の時間」をいかにつくるかが、自己啓発や創作活動にとってのキモである。

 試行錯誤の上、たどりついたのが、「早朝時間の活用」であった。

 パートナーからの理解が第一である。

 家事に勤しむ妻の傍らで、勉強なんてとてもできない。

 仕事に疲れて、帰宅してから、夜に勉強なんてとてもできない。

 こうした要因から、自分にとってのフロンティアだったのが「朝の時間」である。

 当然、早起きするためには、夜も早く寝なくてはならない。 

 だらだらと起きていることもなく、夜9時には寝て、4時に起きる。

 そんな生活サイクルが確立できた。

 4時に起きて、7時までの「黄金の3時間」を、ごっそり英語学習とブログ作成などの創作活動に当てていることができる。

 こうした勉強や活動は、将来への布石となる自己投資である。

 副業ブームであるが、個人的には、まだ早いと考えている。

 今は、将来の食い扶持に向かって「種を蒔く時期」と割り切っている。

 サラリーマンと英語学習者の二つの顔があるとすれば、「早朝時間」を有効に使い、「勉強する暇がない」という言い訳を封印している。

 3.年齢を言い訳にしない

 時間とともに、やり直し英語の最大の敵は「年齢を言い訳にする」ということ。

 たしかに「語学学習は35歳までが限界」という言われ方が流布している。

 40代、50代で英語をやり直したところで何の意味があるのか、という話に胃が痛む。

 けれども、私の場合、こうした「35歳限界説」を逆に学習のモチベーションを保つために利用した。

 40代で英語を再チャレンジして、一体、どのくらいまで、英語力が伸びるのか、自分自身を「実験台」にして、英語学習トレーニングを重ねてきた。

 40歳ではTOEIC430点だったので、一応、海外派遣対象の目安値となる730点を目標に据えた。50歳までに、目標に到達できるようなことを漠然と考えていたが、48歳での達成となった。

 こうした経験は、とても自信につながった。

 中高年、シニア世代の「やり直し英語」への助言が、私にできると自負している。

 4.まとめ(そして勉強はつづく)

 現在、会社員としてフルタイムで勤務しつつ、早朝や休日の時間を利用して、資格学習、ブログ発信などを行っている。

 偉そうなことを言っているが、英検、TOEICスコアに関しては、まだまだ納得のいくようなゴールには達成していない。

 いくつになっても、英語資格にチャレンジする姿勢は、英語学習者に寄り添う者にとって大切なことだと考えている。

 英検準1級、TOEIC800点を目指して、前向きに頑張りたい。