うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語上達への第一歩はTOEICを受けること

TOEICスコアを上げるには試験を受けるしかない

 「英語を勉強したいので、上達するコツを教えてください」

 こんな質問をたまに受けることがある。

 私も、まだまだ英語の勉強中、ひとに偉そうなことはいえない。

 ただし、40歳になってから、「やり直し英語」をはじめて、一応、TOEICテストを一定の目安とされる730点を突破した人間から言わせてもらえば、この質問に対しての答えはひとつしかない。

 「TOEICのスコアを上げたかったら、まずはTOEICを受けてみなさい」

 

 こんなことを言うと、次のように反論される。

 「いやいや、自分はまだ、TOEICを受けるなんてレベルじゃありません」

 「まずは、しっかり勉強して、それからチャレンジしてみたいんです」

 しかし、順序が逆ではないかと思う。

 英語、特にTOEICの勉強をしたいのならば、まずもって、自分のスコアが何点なのか、そこを知ることが第一歩ではないかと思う。

 これは、ダイエットにも言えることだ。

 ダイエットを始めるには、まず、「体重計」に乗り、自分が、何キロの体重なのか、客観的に数値で判断すること。そこから、対策がはじまるのだ。

 

 TOEICの勉強もそうで、まずは、客観的に数値化された自分の能力を知ること。

 もしも、400点未満の結果であれば、身の丈にあったTOEIC教材で、まずは、400点突破を目指すこと。

 530点であれば、600点を目標にすること。

 独学でTOEICの勉強をする人にとっては、どんな教材で勉強をするのかを選ぶことが大切。そして、自分のスコアに応じた当面の目標スコアを設定して、そこに向かっての教材がしることが肝要である。

 

 とりあえずTOEIC(もちろん、英検でもいい)の試験を受けること。

 これをしないで、先延ばしにする。そして、やれ洋画だの洋書だの英字新聞だのといって、背伸びばかりして、結局、ちんぷんかんぷんで英語の勉強を挫折してしまう。

 こんな人を何人も見てきた。

 「今さら、TOEICや英検は恥ずかしい」

 「あれは若い人たち向けであって、もっと、自分は実践的な英語を学びたい」

 気持ちはわからないでもない。

 でも、勉強したい気持ちがあるなら、「もう若くない」とか、年齢を言い訳にしないほうがいい。

 いや、恥を忍んで、若者にまみれて、英語の資格試験を受けること、ここがまずだ一歩である。

 もちろん、40歳からやり直し英語に挑戦している私、アラフォーの今でも年に数回

TOEICを受験している。まわりは若い子ばかりであるが、そんななかでも、自分よりも、先輩にあたる方も、参加している。そして、そんな光景をみていると、自分も負けていられないと、大いに励みになる。

 勉強を始めることに遅いということはないのである。

 さあ、あなたも、まずは、TOEICを受けてみましょう。