うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語学習者とツイッターの良好な関係

 孤独な勉強だからこそSNSを利用してみよう

 英語学習を継続している私にとって、コロナ禍は転機となった。

 それまで、ツイッターをはじめとするSNSには距離を置いていた。

 しかし、特別給付金でPCを買い替えてから、英語の勉強ブログを始めた。

 今年(2020年)のはじめのころなんて、自分が、ツイッターやブログをやるなんて考えもしていなかった。

 ただし、英語の勉強は継続していた。

 そして、新型コロナウィルスが猛威を振るい、既存の価値観が大きく揺れたのを機に、私も、あれこれと、勉強の間口を広げるようになった。

 妻が、ビジネス系ユーチューバーの動画サイトにハマっていた。

 私も、彼らの動画をみて「目からウロコ」の思いがした。

 これからの時代、SNSやブログ、そして動画サイトによる情報の収集と発信こそが、明るい未来に向けての大きなヒントとなるような気てきた。

 そして、中でも手軽に始められるSNS、とりわけツイッターに注目した。

 ここでは、いかにして、日々の英語学習の伴走者として、ツイッターを利用する私なりの方法を紹介してみたい。

 1.良い情報を入手する

 まずは、ツイッターの利用について。

 はじめの段階では、ツイッターを情報収集のツールとして使おう。

 TOEICの試験対策をしている人は、#TOEICとか、#英語の勉強というように、自分の注目したいキーワードで検索してみよう。

 有益な情報を発信している方々がたくさんいらっしゃる。

 そんななかで、なんとなく、「この人の言っていることは共感できる」と思う人には、フォロワーとして登録してみよう。

 ツイッターならば、かなり細かくて、かゆいところに手が届く発信者がきっと見つかるはずである。

 2.毎日の勉強をツイートしてみる

 ツイッターはインプットとして使うだけではもったない。

 ぜひとも、せっかく登録したのなら、自分でもアウトプットしてみよう。

 「そんなことをいきなり言われたも、自分には何も発信することなんてない」

 そういう人もいるかもしれない。

 そんな方におすすめしたいのが、日々の勉強をしたことを発信すること。

 ・今日は〇〇教材の何ページをやりました

 ・今日は、スマホポッドキャストで〇〇番組のリスニングを30分達成!

 こんな風に、実際に自分がやったことを、学習記録のようにつぶやいてみる。

 そうなると不思議なもので、きちんと、「いいね」と反応してくれる、ありがたい人が現れる。

 自分のやった勉強結果について「いいね」のマーキングがされると、がぜんとやる気が出てくる。

 フォロワーが少なくても恥じることはないと思う。

 「フォロワーが1,000人いなきゃ生きている意味がない」

 そんなインフルエンサーの言ういうことなんて、聞き流せばいい。

 何事も「千里の道も一歩から」である。

 焦らず、マイペースでいきましょう。

 3.オリジナル情報を発信してみる

 ツイッターに慣れてきたら、ぜひ、勉強する予定や、勉強の成果だけではなく、それに加えて、アナタ自身のオリジナル・テーマを発信してみよう。

 着想は、なんでもいいと思う。

 私は、毎朝、購読している英字新聞のネタをひとつふたつ拾って、簡単なコメントを添えて発信することを常としている。

 これを習慣化することで、せっかく購読している英字新聞を、SNSの発信ネタのために読むことで、結果として、鋭意新聞の活用と共に、英語の読解力が上昇するという、一石二鳥効果を狙っているのである。

 また、情報発信に慣れたら、ブログを開設することをおすすめする。

 今、アナタが読んでいる、こんな駄文で構わないと思う。

 実は、私が「英語の勉強ブログ」を始めてから、訪問してくる方の7割が、ツイッター経由である。

 私が利用しているのは「はてなブログ」であるが、公開するときに、ツイッターの連動を要求される。

 つまり、ブログを公開したことそものもを、ツイートするのである。

 ブログなんて敷居が高くて…。

 と思う人もいるもしれない。

 そんな方には、まずは、いろんな方々の勉強ブログを読むことをおすすめする。

 SNSを糸口に、良質にブログや動画サイトに連携できるのであるので、情報の真贋を見極める情報リテラシーも併せて身に付くことになる。

 こうした能力は、英語の能力の向上と共に、これからの時代の必須スキルである。

 4.最後に…

 英語学習とは孤独な闘いである。

 でも、いまや、SNSという便利なツールがある。

 これを利用しない手はない。

 ・良い情報を入手する(インプット)

 ・勉強の成果を発信する(アウトプット)

 ・オリジナル情報を発信したり、有益情報を見極める(ファンクション)

 英語学習者には、このようにSNSを大いに利用することをおすすめしたい。  

 ただし、何事ものめり込みは禁物である。

 SNSに夢中になって、本来の勉強がおろそかになっては本末転倒である。

 (自分自身の反省を込めて……)