勉強で味わう孤独感に耐えられない
英語であれなんであれ学習効果のコツは、日々の継続にある。
そこに立ちはだかるのが「孤独」であるということ。
勉強は孤独である。
これを嫌がり、勉強を挫折してしまう人が多いと聞く。
では、実際に孤独を打ち勝つにはどうしたらいいのだろうか?
結論から言えば、
1.孤独を愉しむこと
2.勉強をカミングアウトすること
3.ネットで発信力をつけること
この三つのコツを解説していく。
1.孤独を愉しむ場所選び
勉強の上達には、どうしても孤独との闘いがある。
そうであれば、孤独を敵対視せず、愉しむようにすればいいのではないか。
たとえば、勉強する場所については、ファミレスやカフェなどがおススメ。
最近では、自己啓発ブームなのか、けっこうファミレスやカフェなどで、黙々と勉強をしている人を見かける。こうした場所に自分も身を置くと、不思議と連帯感が沸いてくるのだ。地道に学んでいる人間は、自分だけではないと実感できる。
朝の早い時間の通勤電車などにも、多くのスマホ視聴者にまじって、資格勉強をしている人が見かける。
自分もそういう環境に身を置き、勉強しているのは、自分ひとりではない、ということを実感することが、精神的にも良いと思う。
2.勉強していることをカミングアウトする
勉強していることは、なにも恥ずかしいことではない。
もしも、勉強することで孤独を感じている人がいれば、友達や職場の同僚などに、自分がTOEICや英検の勉強をしていることを打ち明けるといい。
自分の内面を開示することで、自然とアナタの信頼感が増すことになる。
知っている仲間だけでなく、もっといろんな人と、勉強していることへの連帯感を持ちたいと思うならば、たとえばあなたが会社員ならば、社内報に「勉強チャレンジ」を打ち明ける記事を投稿してみてはどうだろう。
私も、この手の社内報にカミングアウトしたところ、結構、英語学習についての相談を受けるようになった。
誰かに頼られることは、孤独感から解放させる妙薬のひとつである。
3.ネットの世界で発信してみる
現在は、パソコンやスマホでインターネットを活用する敷居が低くなった。そこで、こうした最新技術を利用する手はない。
自分が勉強していることをSNSやブログで発信してみてはいかがだろうか?
その際は、ただ漠然と「英語の勉強」ということでもいいけれども、もっと情報の受け手側の対象を絞った方が、孤独感から脱却が図りやすい。
たとえば、私なら、「TOEIC800点目標」とか、「40歳からのやり直し英語」ということで、かなり自分の発信するキーワードを限定させている。
こうした情報の絞り込みを行うことで、自分に近い環境に置かれている人との連帯感が生まれやすく、勉強のモチベーションがアップすることになる。
まとめ
以上のように、もしもTOEIC学習の際、孤独を感じて勉強がつらくなったら、
・ファミレスやカフェなど、外の環境に出る
・会社で勉強していることを打ち明ける
・SNSやブログで自分の成果を発信する
こういったことを試みてはいかがだろうか。
シニア世代のやり直し勉強にとって最大の敵は孤独感である。いかにしてこの敵に打ち勝つことができるのか?そういう戦略も考えておく必要がある。