妻に申し訳ない740点
2020年11月15日、午前に受けたTOEIC256回公開テストのスコアが発表された。
今回は、740点であった。
自己ベストの750点を更新することができず。12月は受験する予定がないので、年内に目標の800点を達成することはできなかった。
ただし、当初、50歳までに取得する目標の730点をクリアした。
730点越えは、2年前の11月以来、二度目である。
前回の750点が、まぐれではないことだけは、内心、ホッとしている。
一応、今年中のTOEICに向けての目標として、
・第一に、800点達成
・第二に、自己ベスト達成(750点以上)
・第三に、安定的な730点以上の獲得
まあ、新型コロナの影響で、10カ月間、受験ができなかった。
3つの目標のうち、三番目の730点超えが出来ただけも良しとしておこう。
これからは、50代、加齢による気力、体力、記憶力との勝負でもある。
半年に一度の受験では、やはり、モチベーションがつづかない。
せめて、三カ月に1度くらいは受けたい。
一番の問題は、カミさんの理解である。
そもそも、ウチの家内は、私のTOEIC受験には懐疑的である。
妻のこれまでの趣旨をまとめると、
・アナタには英語の才能がないから英語の勉強なんて無駄
・英語はできる人に任せなさい。アナタのやるべきことは他にある。
・アナタばかりやりたいことをやってズルい
なんともまあ、ずいぶんな言われようである。
ただし、「アナタばかりやりたいことをやってズルい」という点だけは、注意しておかないといけない。
「才能がない」とか「やるべきことは他にある」といわれると、なんとか妻を見返してやりたくて、それが英語の勉強の動議づけになる。
当面の目標だった730点超えを達成したとき、さぞや一緒に喜んでもらえるとは思いきや、
「あれだけ時間と金をTOEICに費やしているんだから、スコアが挙がって当然」
と言われてしまった。
ただし、そうはいっても、妻の気持ちはどうだろう。
書店関係に勤める妻は、TOEIC公式問題集を買ってくれたり、前回の試験では、駅まで送ってもらったりしていた。
「がんばんってね」なんて言うときも、たまにある。
私も、なんとか妻から理解を得たいので、TOEICスコアの自己ベストを達成したら、記念に家族で美味しいものを食べに行く、という約束をしている。
今回は、達成ならず、記念外食もお預けとなった。
また、勉強時間も、妻が寝ている早朝に時間を捻出している。
難しいのは、摸試の2時間(答え合わせの時間を入れると3時間くらい)通しの時間を確保してもらいたいのだ。
でも、妻が外出して、摸試をやっていたとしても、やれ「雨が降ってきたから洗濯物を取り込んでおけ」だとか、「〇〇さんにお金を払っておいて」などの野暮な用事が来て、勉強の中断になる。
外でやろうとしても、最近では、スマホとういものがあるので、四六時中呼び出しを食らう。無視していたら、後で大変な目に合う。
そうはいっても、私のTOEIC熱に対しては、どこか諦めている節もある。
ここ数年は、なんだかんだと妻に言われても、TOEICの勉強を継続している。
ただし、「仕事で英語を使う」という大義名分はあまり妻には効かないらしい。
むしろ、「TOEICが楽しくてしかたがない」という理由だと、そんなに怒られたりはしないのだ。
また、最近では、勉強や受験の理由のひとつに「ブログのネタづくりの一環」というのがある。
実際、11月のTOEIC試験体験記のブログには、おかげさまで相当なアクセス数をいただいた。そういう「仕事よりも趣味のアプローチ」として、TOEICに向かい合っているというスタンスが、カミさんには、呆れながらも、許してもらえるような気がする。
あくまでも、自分ばかり好きなことをやって申し訳ない、という自覚を持ちつつ、なんとか妻が、私のTOEIC受験に理解を示してもらえないものだろうか。