うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語学習者よ、デニーズへようこそ

 デニーズこそ英語学習者にとっての味方 

 英語の学習で大切なのは学習する環境である。

 もちろん、自宅でたっぷりと勉強できればそれに越したことがない。

 でも、気分を変えて、学習教材を持参して、外に出てみよう。

 図書館、カフェ、ファーストフード店…。

 いろいろなところで、勉強している大人を見かける。

 そんななか、私が群を抜いておすすめする場所がある。

 それは、ファミレスのデニーズなのである。

 自分の勝手なリサーチによれば、デニーズの接客は、少しでも長居して勉強をしようとする我々にとって福音である。

 それは、まず、店に入るなり、「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ」と歓迎してくれることにある。

 とかく、勉強というのは孤独になりがちだが、そんな中、入店する第一声で、なにか励まされているような気になる。

 混んでなければ、おひとり様でも、大きなテーブルをあてがってくれる。

 これがまた嬉しい。「密」にならないように努めている、「新しい日常」を通して、なんというか、ファミレスやカフェの中でも、デニーズがゆとりがあるように感じられる。

 もちろん、ファミレスの中では、ちょっとお値段が高めだが、それでも、他のファミレスに比べれば、落ち着いた客が多い。コスパに勝る某店などは、たしかに懐には優しいかもしれないが、周りの客が騒がしく感じることがある。

 いったん入店したら、少なくとも2時間は、勉強にあてたい。

 まずは、ひととおりメニューを選び、軽く食事をする。

 デニーズの嬉しいところは、注文が終わるたび、「ごゆっくりお過ごしください」と声をかけてくれるのである。

 まさに、少しでも長く居座ろうとする魂胆の学習者にとっては、この言葉は、免罪符である。

 ドリンクバーなども頼めば、その時の気分などで、飲み物を替えることができる。

 私は、デニーズを勉強場所代わりに使うリピーターでもあり、デニーズも、そんな客を、いやな顔をせず、むしろ歓迎している節がある。

(他のファミレスはでそうはいかない)

 長時間居座るならカフェもいいかもしれないが、いかんせん、隣の客同士の距離が近すぎるきらいがある。

 ただ、デニーズのマイナス点を挙げるとしたら、メニューの料理の迫力に比べ、実際に出てくる食事は、やや小ぶりな面の嫌いがある。

 だから、ついつい、お腹を満たそうと、サイドメニューに手が伸びる。

 デニーズにサイドメニューでは、チョコレートミニサンデーは、超うまい。酷使する脳みそにほどよい甘さが刺激になって、ますます勉強をがんばろうという気になる。

 大人の私たちこそ、デニーズへ行って、王様のように勉強しようではないか。