うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

若い頃にやらなくて良かったTOEIC

 英語継続の秘訣は若気の至りにあり?

 40歳になり、やり直し英語を決意した。

 430点だったTOEICスコアが、48歳で750点までレベルアップした。

 現在、私は、51歳、毎日朝の一時間、英語の勉強を継続している。

 「どうして英語の勉強をやっているのか?」

 職場の若い部下から、そんな質問を受けた。

 「英語の強味を活かして、周りに恩返しがしたい」

 「英語ができるようになると、仕事のストレスが軽減される」

 そんな理由を返答した。

 家に帰り、中学2年になる娘にこのことを話したところ、

 「パパは、若い頃に勉強していなかったからじゃないの?」

 と言われた。

 確かに、それはあると思う。

 今、中高年になって英語の勉強しているのは、若い頃に英語から距離を置いていたので、その反動があるのだと思う。

 確かに、若い頃にTOEICの勉強をやって、ある程度のスコアを取っていたら、きっと、この歳になって、勉強はしていなかったと思う。

 思えば、私は、運が良かったとしか言いようがない。

 40歳で、大病を経て、将来を悲観した。

 なにか自分に職を追われないためのスキルが必要であると痛感した。

 そこで選んだのが、羨望と挫折の繰り返しの「英語」であった。

 人は40歳で、やりなおし英語を決意した場合、どこまでいくのだろうか。

 とりあえず、50歳になりまるでに、TOEIC730点を目指した。

 そして、48歳で目標達成。

 50歳で、新型コロナウィルスが発生、

 「ニューノーマル」の生活を奨励された。

 40代の10年間、英語漬けの日々で、どうにか英語を使う職場に配属された。

 そこでは、若い人たちの、英語学習の指南役と目されるようになった。

 私の同世代の人たちを多くみてきた。

 若いうちには、英語の勉強をやっていた人も、

 40歳、50歳になって継続している人は、ほんのひとにぎりである。

 これは、チャンスである。

 ニューノーマルの10年前に、英語学習に舵を切った。

 おかげで、在宅ワークを奨励されても、

「英語」という強味を活かすことができる。

 仕事ばかりではなく、趣味としての英語学習も充実してきた。

 巣ごもり生活になり、英語学習の過程をSNSやブログで発信している。

 「40歳で英語の勉強をやり直し、50歳までに結果を出した」

 この経験が大いに自信になった。

 職場でも社内報では、事あるごとに英語の勉強の重要性を説いている。

 おかげで、若い職員から、具体的な学習アドバイスを求められるようになった。

 そして、そういた相談事は、ブログの格好のネタにもなっている。

 先行きが不透明なこんな時代だからこそ、英語の学習をおすすめしたい。

 40代、50代から再勉強を始めても、遅くはないことを身をもって証明したい。