うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC学習者必聴のビートルズ名曲選① ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ

TOEICer中級者向けジョン・レノンによるボキャブラ辞典

 「楽しく英語を学びたい」

 そう考える人も多くいるだろう。

 たとえば、ビートルズの楽曲で、英語を学ぶのは定番のひとつ。

 お子様と一緒に学びたいなら、「ハロー・グッバイ」や「イエロー・サブマリン」などを取り上げてみてはどうだろうか?

 使われている英単語が易しいし、歌われてる世界観がつかみやすい。

 英語耳を慣らすという意味では、「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」 は定番中の定番。

 なんとなくメロディがわかっているし、テンポが遅いバラードであるので、英文歌詞を見失うことはない。

 しかし、TOEICのスコアにこだわりたいという人なら、

 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」

 がおすすめである。

 特に、ボキャブラリーを増やしたいという人には、この曲はうってつけである。

 私の脳みそには200曲あまりのビートルズの歌がダウンロードされている。

 さぞやTOEICのスコアも高いと思いきや、どっこいそう簡単な話ではない。

 唯一の例外といえるのが、

 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」

 この一曲。

 この歌にでてくる”fountain”という単語を、本番の試験で出くわしたことがある。

 「噴水」とか「泉」を意味する名詞である。

 この単語が実際のTOEICテストに出てきたときは、思わずガッツポーズが出た。

 たしか、「集めたお金を何に使うのか?」という出題に対して、「噴水の修理費用」という答えだった。

 他にも、この曲には、TOEICでの「ひねった問題」で出てきそうな英単語がたくさんあるので、いくつか紹介してみる。

・Cellophane flowers of yellow and green (黄色や緑のセロファンの花)

・Rocking horse peple (木馬に乗った人々)

・Plasticine Porters (工作用粘土の赤帽さん)

・At the turnstile (回転式扉のところに)

・Kaleidoscope eyes (万華鏡の眼)

 いかがだろうか? 

 TOEICに親しむ人ならば、思わずニンマリとするに違ないない。

 超難解な名詞が、これでもか、という具合に出てくる。

 直接、こんなファンタジーな描写は、TOEICの世界ではお目にかからない。

 けれども、たとえばPart1の写真描写問題では、選択肢の中の「ダミー解答」の中に忍ばせる単語に使われそうな気がしないでもない。

 「ダミー解答」とは、TOEIC側が、あえて難解な単語を「はずれ選択肢」に紛らわせておいて、受験者を焦らせ、ふるいにかける、というTOEIC側の戦略のひとつ。

 TOEIC対策と息抜きに、ぜひ聴いてほしい1曲である。