うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

アルクTOEIC900コース体験記(完走編)

 6カ月間をやり切ったTOEIC通信講座の感想

 「TOEIC L&R TEST・完全攻略900点コース」を無事に終了した。

 ここでは、これまで6カ月間をやり遂げた体験をもとに、現在、購入の是非を検討している方に、感想を述べてみたいと思う。

 特に、

 ・MP3版かCD版か?

 ・端末はスマホのみでOKか?

 ・6カ月間、やりきるための工夫とは?

 の3点を絞って解説していく。

 1.MP3版で心配なし

 そもそもアルク通信講座を始めるにあたり、MP3版かCD版かの選択がある。

 機械音痴、ITアレルギーのある私、MP3(ダウンロードタイプ)と聞いて、なんのことやらよくわからない。

 CDならば、CDプレーヤーを準備すれば、音声を聴くことができる。

 しかし、MP3版となると、何やら小難しい感じがした。

 これが不安材料となり、過去に実践した700点コースと800点コースは、CD版を購入した。

 今回、900点コースを申し込むにあたって、値段の安いMP3版に変更した。

 この不安は稀有であった。

 そもそも、現在のアルク通信講座では、テスト提出は、アルクが提供する「テストコ」というアプリを利用して、電子的に行うものになっている。

 だから、CD版を選んでも、結局、スマホに「テストコ」をインストールする必要がある。

 だったら、最初から、覚悟を決めて、MP3版を選んだ方が良い。

 いったんMP3版に慣れてしまうと、CD教材は、面倒くさい。

 たとえば、喫茶店や職場といった自宅以外で勉強する場合、CD版では、CDプレーヤーを準備しなければいけない。これが結構面倒くさい。

 MP3版で音声をダウンロードしておけば、スマホがあれば大丈夫である。

 CD版でも、テストコに教材や音声をダウンロードできるので、初めからこちらにしておいた方がよかった。

 2.スマホ一択か?タブレットも利用か?

 結論から言えば、アルク通信講座を利用するためには、「スマホ」で十分である。

 私も、ずっと、スマホによる音声ダウンロードを利用してきた。

 ただし、タブレット端末をスマホとは別に持っているなら、これを活用しない手はない。

 音声ファイルとは別に、電子テキストもダウンロードできる。

 この電子テキストが、なかなかの優れモノである。

 私の場合、過去に受講した700点コース、800点コース、そして、今回の900点コースが、同じアルク館員番号でひもづけされている。

 だから、今回の900点コースのみならず、過去に修了した700点、800点コースからも電子テキストがダウンロードできるのだ。

 つまり、タブレット端末があれば、紙のテキストを持ち歩かなくて良い。

 難点といえば、最期に活用する「ファイナルテスト」類、これは、紙の用意しかない。こちらも、電子化してもらえれば、出先にて、ちょっとした勉強ができる。

 現在、私は、タブレッド端末に、900点コースの他、700点、800点コースもまとめてダウンロードしているので、気が向いたときに復習ができる。

 恥ずかしながら、こうしたタブレットを活用する手法は、最近、知ったことである。

 もっと初めから活用しておけばよかったと後悔している。

 これからは、復習モードになるので、タブレット端末とスマホの二刀流で、勉強を実践していきたい。

 3.完走のコツは朝活・朝勉

 実は、20年ほど前、会社が斡旋している某大学系の「英検2級通信講座」を受講して、途中で挫折した苦い経験を持っている。

 その時の反省を生かし、今回、アルク通信講座では、いかに最後までやり遂げるが、その一点にこだわってきた。

 この手の通信講座の継続のコツは、毎日の継続。

 つまり、休日に、まとめて、5、6時間やるのではなく、平日に1時間、これを毎日続けるというやり方を模索してきた。

 アルク700点コースの頃から、朝の利用に着目した。

 いつもより1時間ほど早起きして、机に向かい、教材で勉強するのである。

 はじめの頃は、辛かったが、人間の習慣というのは恐ろしい。

 いったん、朝のアルク勉強をルーティンにしてしまうと、やらないと気持ちが悪いのだ。

 そして、アルクの教材は、700点、800点、900点コース、いずれのレベルであっても、1日1時間でやり切れるカリキュラムが組まれている。

 だから、毎日、コツコツと勉強できる人にとっては、おすすめの教材である。

 アルク教材と出会い、朝の英語の勉強の習慣が身に付くことができた。

 教材を完走するためには、1日1時間、自分自身に勉強のアポをとってみよう。

 4.最後に……

 TOEIC完全攻略コースは、入門編から900点まで、100点刻みのスコアで、用意されているので、身の丈にあった教材に出合うことができる。

 私も、900点コースを受講するなんて、おこがましいと思っている。

 しかし、700点コースからスタートして、800点コースをやり切り、そして、ハイクラスの900点コースを無事にやり遂げることができた。

 欲を言えば、実際のTOEICのスコアも900点台を達成したい。