中高年TOEICerだからこそ後世に伝えたいことがある
「40歳を過ぎたらTOEICはやめなさい」
「今さらTOIECスコアに一喜一憂する歳でもないし…」
まったくもって、私たちオヤジ世代にとっては耳の痛い話である。
そんななかでも極めつけがこんな辛らつなコメントである。
「いい歳をしてTOEICスコアにこだわって何になるんだ?
せいぜいブログのネタくらいにかならないじゃないか…」
でも、これを言われてピンきたことがある。
ブログのネタがあることは、素晴らしいのではないか、ということに。
私がTOEICに本格的に挑戦したのが40歳から。
会社でも、いわゆる「後発組」にあたる。
英語をスキルのウリにできる人は、留学経験があったり、すでに学生のウチにTOEICのハイスコアをたたき出していたり。
まあ、それはそれで苦労をしたといえるのだろうけれども。
そんな人たちと、武器としての英語では到底太刀打ちできない。
けれども、この頃、特にコロナ禍になってから、英語の勉強法とか秘訣みたいなことを聞かれることが多くなった。
私といえば、英語は、挑戦と挫折の繰り返し。
英語の必要性を感じて、勉強の習慣化ができたのは、40歳を過ぎてから。
でも、そんな私だからこそ、伝えられるものはあるのではないか。
帰国子女や留学経験者、外語大出身者ではない。
40歳になるまで、英語学習とは無縁の生活を送ってきた。
そんな人間だから、その経験は、共感しうるものがあるのではないだろうか。
だから、シニア世代のやり直し英語についても、それなりに意義があると思う。
そして、勉強を習慣化させる秘訣のひとつに「ブログ」がある。
私も、コロナ禍での不要不急の外出を自粛するようになってから、家にこもることが多くなった。
そんなとき、見よう見まねで、自分のTOEIC学習の成果や体験などを、ブログの記事にして発信するようになった。
英語をやりたくても、何から手をつけていいかわからない人が多くいる。
ブログは、そんな方に向けて、有効な情報を発信することになる。
さらに、私にとって、TOEIC学習ブログが思わぬ副産物を生んだ。
それは「ブログのネタづくり」のためにTOEIC対策をがんばるということ。
本末転倒と言われるかもしれない。
しかし、何のためにTOEICの勉強をしているのか?
そう問われると、最近では、
「ブログのネタづくりに…」
というのも正直な理由のひとつである。
実際、昨年11月15日にTOEIC試験を受けた。
その時にブログに書いた体験談は、思わぬ高アクセスを獲得した。
これに味をしめて、2月の試験にも申し込んだくらいである。
TOEIC学習のブログ記事の充実の相乗効果が期待できるのである。
更に、ブログをはじめると、TOEICの受験仲間に出合えることがある。
記事に関連した励ましやコメントをいだだくことがある。
そうなると、がぜん日々の勉強の励みになる。
だからシニア世代のTOEIC学習者には、勉強ブログをおススメしたい。
TOEICとブログの二軸の展開が、アナタの人生を豊かにするはずである。