うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

シニアTOEICはブルーオーシャン

 公開テストで知る中高年TOEICer

 40歳になってから、やり直しTOEICを始めて早10年。

 いまでは、50歳になってしまった。

 それでも、年に2回はTOEIC公開テストを受けようと思っている。

 毎年、人間ドックを受けているのと同じ理屈。

 TOEICは、英語力の人間ドックだと思う。

 シビアな客観的数値によって、スコアが評価される。

 そこに言い訳をする余地がない。

 1.試験会場の高齢化はまだ先の話

 試験当日、会場は、若い人たちでごった返している。

 そんな中、自分と同世代や先輩世代の受験者層もチラホラと見かける。

 その環境に置かれてどう考えるか?

 私は、がぜん、TOEICのやる気がでるのである。

 私にとってTOEICとは趣味の世界だが、たとえば、スポーツクラブなどを言ってみると、シニア世代(おじさん・おばさん)が結構いる。

 いや、TOEIC会場で見かけるような若手は少数派である。

 つまり、TOEICとスポーツジムでは、若手とシニアの割合が正反対なのだ。

 スポーツクラブで若者が少数派であるのに対して、TOEIC公開テストでは、シニアが少数派となる。

 これは何を意味するのだろうか。

 言えることは、TOEICはシニアにとってのブルーオーシャン(手つかずの地)であるということだ。

 つまり、ここに、私たちオヤジ世代のチャレンジする優位性がある。

 2.アフターコロナはシニアの英語学習

 コロナ禍が終息すると、間違いなくグローバル化は一層進むであろう。

 そんな中、英語ができるというのは、ビジネスにせよ趣味にせよ、十分なアドバンテージになると思う。

 せめて英語くらいできるようになりたい、

 そう考える人がこれからどんどん増えていくだろう。

 それと、シニア世代の生き方にも、コロナ後も変わると思う。 

 やれ酒だゴルフだギャンブルだ、こういうおじさん世代に変わって、やり直し勉強をがんばるというシニア世代が増えているように思う。

 そして、シニア世代の人気勉強のトップ3が、歴史、英語、パソコンである。

 ただし、私の感触からすれば、歴史ファンは、年配者に多いと思われる。

 一方、とりわけ英語については、苦手意識を持ったり、距離を置いたり、コンプレックスを持っている人が多いような気がする。

 TOEICの受験会場で見る年齢構造は、そのまま英語学習者の年齢構造にあてはめると、超高齢化社会と言われる日本において、英語学習のジャンルについては、まだまだシニア世代の伸びしろが十分にあると思っている。

 3.シニア英語の先行優位性(まとめ)

 何がいいたいかといえば、私が、やり直し英語を決意し、エンジンのアイドリングをかけたのが10年前である。

 コロナ禍の現在で、リモートだのテレワークだの副業だのスキルアップだのと叫ばれる時代の10年も前に英語学習を据えた知的趣味活動に着手していた。

 これからシニア世代がどどっと英語学習の世界に流れ込んでくるだろう。

 なので、10年も前から英語学習に目をつけていた私たちは、「先行者優位性」があるのではないだろうか。

 何事にも始めるのに遅いということはない。

 TOEICをはじめすとする英語学習は、まだまだシニアにとってブルーオーシャンである。

 いずれ、TOEIC会場もスポーツクラブのように高齢化の波が押し寄せる。

 そうなる前に、この世代のTOEIC趣味指南者の一角を担いたいと考えている。