うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC試験のゲンを担ぐ

 自己ベスト更新時には何があったのか?

 周到に準備した者に勝利の女神が微笑む。 

 普段のTOEIC対策の実力を十分生かして、本番に臨みたい。

 私は、日記を書いている。

 TOEIC試験は幾度となく受けているが、自己ベストを更新したのは、直近では、2018年11月18日である。(これを書いているのが、2020年10月24日)

 では、この日の前日と当日、何をやったのか振り返ることで、本番への良いイメージにつなげていくことができるではないか、と、考えている。

 ちなみに、2018年11月17日(自己ベストを更新した日の前日)には、朝5時半に起床して、一回摸試をやり、さらに昼の12時半から2時間、二回目の摸試をやった。

 そして、当日は、(すでに前日に摸試を二回やったというノルマ達成感があったので)あえて、早起きして摸試などはせず、体力を温存、試験会場に早くついて、そこでコンビニで買った玉子サンドとあんドーナッツを食べた。

 試験中、Part5とPart6は、ほぼ直感で決めたので、英単語力、語彙力の少なさを反省した。試験終了後、柴又帝釈天へ行って、お参りと寅さんミュージアムへ行く。

 そして帰宅。

 まあ、こんなことをダラダラと書いているのだが、当時の日記を振り返って、教訓めいたことを言えば、

 ・前日に2回の摸試をやって、達成感を味わう

 ・当日は、あえて摸試は行わず、体力を温存する作戦にでる

 ・わからないことは直感を頼りにする

 こんなことで、自己ベスト(750点)を達成できた。

 そして、この壁は、現在でも私に立ちはだかっている。

 合格祈願には、鎌倉にある江柄天神宮で行った。

 この天神様の社務所で売っている「合格祈願・HB鉛筆」を本番で使用。

 もちろん、マークシート専用のシャープペンシルを使った方が、効率的で、マーキングする時間も短縮できる、というのも知っている。

 だか、私はどうにもシャープペンシルというのが嫌いである。

 カチカチと芯を出しても、短いママのが出てきたときに焦りだす。

 江柄天神の鉛筆2本、さらに予備の鉛筆2本、消しゴムと予備の消しゴムを机上に出す。消しゴムを落としてしまったらどうしよう。そんな最悪な状況にもパニックにならないための準備である。

 そういえば、ゲンを担ぐといえば、受験票に貼る写真は、毎回、娘に証明写真からハサミで切り取る作業をやってもらっている。

 娘は器用なので、ハサミを使った工作が得意なので、この頃は、娘にお願いしている。

 会場入りもできる限り早く着くようにしている。

 電車が人身事故や何かで遅れることがあっては困るからである。

 また、早く着席して、荷物を置く予備イスを確保したいという思案もある。

 リスニングの音声が聞き取りにくいと感じたら、変わってもらうようにお願いする。

 以前、TOEIC本番で、私の頭上にある蛍光灯が、突然、チカチカと点滅しだしたこともあり、この時は、手を挙げて、上の蛍光灯を指すと、いったん試験を中断して、席の交換することもあった。

 こうして振り返っていると、TOEIC本番は、「お祭り」である。

 会場最寄駅から、明らかに「TOEIC受験生」とわかる一団に交じり、ぞろぞろと突いていく。皆、好成績を上げたいという目標は一緒である。

 高鳴る胸の内、緊張感、そして、試験中の集中力と、試験終了直後の解放感。

 そして、何度でもチャレンジできる懐の深さがTOEICにはある。

 今でこそ、コロナ禍で、受験が抽選方式となってしまったが、TOEIC試験は、年10回も開催されている。

 自分の英語能力が客観的数値によって評価される。

 点数スコアに一喜一憂する。

 こうしたTOEICのプロセス自体を楽しんでみよう。

 まあ、失敗しても、また今度、挑戦すればいいじゃないですか。