TOEIC試験で納得のいくスコアを上げるための秘訣三選
本日(2020年10月25日)、TOEIC試験を受験された方、お疲れさまでした。
さて、不甲斐ない結果として落ち込んでいる方に読んでもらいたい。
今回は、次回のTOEIC試験でV字回復をする秘訣をアドバイスします。
それは、次の三つです。
・次回の試験を申し込むこと
・悔しさを忘れないこと
・乗りかかった船はあきらめないこと
いずれも当たり前のことかも思われるかもしれないけれども、とても重要なポイントです。
では、順を追って解説してきます。
1.次回の試験を申し込むこと
TOEIC試験で、今回の反省を生かして、次回につなげたい場合は、また試験を申し込むことでです。
TOEIC試験にせよ、何の資格試験にせよ、実際に試験を受けないと、目標スコアに到達できません。
TOEIC試験を受けて、不甲斐ない結果に終わった場合、
・もう二度とTOEICは受けたくない。だれが受けてやるもんか!
と思うのと
・とりあえず、次もあるし、また受けてみようじゃないか……
と思うのでは全然違うのである。
せっかくTOEIC試験が終わったのに、もう次の試験の申し込みがしたいということは、それだけTOEIC試験に情熱があることである。
ここで挫折していく人が多いので、リピート受験をするだけで、少なからずアドバンテージがあります。
ありがたいことにTOEIC試験は、これからも何度でも受験できるはずです。
「これが最後」とかいって自分を追い込まず、これからも何度もチャンスがあることを気負わず、毎向きに考えていきましょう。
2.悔しさを忘れないこと
TOEIC試験の結果が、満足なスコアに到達しなかった人は、きっと、内心、悔しいを思っているはずです。
悔しいのは辛いことです。
でも、その悔しさは決して忘れないでほしいのです。
自分よりもスコアの良いあの人だって、きっと何度も悔しい思いをしているはず。
自分の弱点を冷静に判断して、次回以降の試験で、挽回してみせましょう。
私の職場には、TOEIC高得点に「あぐら」をかいて、ロクに大した仕事をしていない人がいました。
でも、そんな人に、注意めいたことを言いたいことがありました。
しかし、自分がTOEICスコアでその人に劣っているので、「負け犬の遠吠え」と思えるのは嫌でした。
だから、そのためには、自分がTOEICの勉強を頑張って、少なくても、その人に、キツイひと言でも言えるだけのスコアを取りたいと思ったからです。
もちろん、他人とのスコアの優劣を比較するのは、良いことではありません。
人は人、自分は自分と割り切って、自分のペースを守ることが本当は大事です。
ただし、時には、他人との比較によって「スコア」にこだわることも、勉強を継続する上では必要なのではないでしょうか。
3.乗りかかった船は最後まであきらめないこと
自分の意思でTOEICを受験したにせよ、会社に言われて仕方なく受けたにせよ、すでに、TOEICテストを受けたということは、TOEICに関心があるはずです。
(または、TOEICの高スコアが期待されている仕事についているはずです)
一度、TOEICの受験を決意したなら、納得のいくスコアまで、勉強を諦めないでほしいのです。
勉強を継続することの第一は、「継続」です。
私は、TOEICの勉強を本格的に始めたのは、40歳と比較的、遅いスタートでした。
しかし、会社に入社してから、通関士、宅建、そして英検とTOEICと、常に勉強をする環境に身を置いていました。
だから、自宅で試験勉強をしたり、休日に資格試験を受けたりすることは苦ではりませんでした。
通関士は、入社した会社が貿易実務を扱う部署に配属されたため、せっかくなら、会社で働いて、得た知識を生かしたいと思ったこと、さらには、単に勉強をするよりも、
「通関士試験合格」という具体的な目標があったほうが、勉強も身が入るだろうな、と思ったことが大きな理由です。
そして、通関士試験の合格通知の資料が自宅に届けられた時の嬉しさ、貿易実務ダイジェストという当時の雑誌に合格者名簿に自分の名前が記載された時の喜びは、今でも忘れません。
宅建は、卒業した大学のゼミ(民法)の先生が強く勧めていたことがあります。
順序としては、通関士が先で、その後、宅建が後という順番でしたが、通関士の試験科目の「通関業法」が、宅建の試験科目の「宅建業法」と、極めて似た構造にあったのも、勉強のイメージがしやすいと思いました。
また、学生時代、宅建受験を理由に、部活動の準備をしない後輩がいて、(結局、その後輩は、宅建の勉強に挫折して試験すら受けなかった)なんとか、そういう奴にギャフンと言わせたいと思っていたのも事実です。
宅建も合格、当時、職場で購読していた地元の県民紙には、宅建合格者の名簿が掲載されていて、合格発表の日、自分の名前が掲載されていたことを喜び、これも今でも忘れません。
そして、遠回りをしたけれども、中高年になり、いよいよ英語の試験にチャレンジすることになりました。
「資格マニア」と言って揶揄する同僚は、いっぱいいます。
だけど、そういう輩に限って、本心はどう思っているでしょうか……。
通関士や宅建の合格体験が、きっと英検やTOEICでも生きるはず。
そう思って、これからも役立つ勉強法などを公開していきたいと思っています。
ひとつ言えることは、いちど乗りかかった船は、最後まであきらめないように。
なんだかんだ言い訳をして、挫折していく人生もまたしかり。
けれども、コツコツと地道に継続して、それが花開くことを信じましょう。
目標を達成したときの「自己達成感」は、何物にも代えがたい喜びです。