うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

アルクTOEIC900コース体験記(3カ月を終えて)

 アルク派の私が「コース前半戦」を振り返る

 アルクTOEIC TEST完全攻略900点コースを始めてから3カ月が終了した。

 このコースは、6カ月で修了なので、半分やり遂げたことになる。

 そして、三カ月目の仕上げとして、マンスリーテストを提出した。

 採点の結果は、かろうじて正解率が8割を獲ることができた。

 アルク通信講座900点の流れ

 まず、教材のおさらいをする。

 テキストは、メインとなるテキストブック編、サブとなるウィークリーテスト編に分かれている。そして、月の終わりは、ウィークリーテストに代わり、マンスリーテストが用意されている。

 マンスリーテストは、最初の1カ月から4カ月目は、1時間で100問、そして、5カ月目、6カ月目は、本番のTOEICと同じく2時間で200問をやりきる摸試が用意されている。

 これまで、マンスリーテストを3回提出し、なんとか8割台をキープしている。

 内容については、本番のテキストと同じく、Part5の文法・語彙と、Part6の空所補充問題、ここに大きく、つまずいている。

 アルク900点コースでは、軸となる、テキストブックとテストブックの他に、別冊という形で、英単語集のようなワードブックが用意されている。

 しかし、このワードブックは、ほとんどやる暇がない。

 時間がないというより、優先度が低いのである。

 TOEICの英単語集なら「金のフレーズ」を持参していたり、空き時間が出来たら、「文法問題でる1000問」をチャレンジしている。

 ワードブックには手が出ない、というのが正直なところである。

 語彙問題が不得意な私は、こんなところに原因があるかもしれない。

 教材の折り返しに入った今こそ、ワードブックを使っても、併せて勉強しなくてはと考えている。(いつになることやら…)

 私は、朝活として、アルク教材は、平日の朝、約1時間をかけて、勉強している。

 月・火・水は、テキストブックをやり、

 木・金は、ウィークリーテストブックをやっている。

 とっかかりの月曜日と、テストをフルでやる木曜日がつらいところである。

 とくに、プロジェクトをこなすテキストブックは、どこまでで手を引けばいいのか、その目安となるのが、いまだによくわかっていない。

 だから、1時間という「時間」によって、区切りをつけている。

 3カ月目の「テキストブック3」について

 テキストブックは、毎週、課題となるプロジェクトについてタスクをこなす形式となっている。

 テキストブック3では、「人材紹介」「工場選び」「プレゼント選定」「クリーンエネルギー導入」のプロジェクトがテーマであった。

 なかでも、第4週の「クリーンエネルギー」の回は、難解であった。

 1日目は、何を問われているのか、ひととおり聴いたり読んだりしただけではサッパリわからなかった。

 これは、ひょっとしたらテーマが自分になじみがないからかもしれない。

 「テキストブック2」のとき、やはり「ゴミの分別」のプロジェクトの回の時は、まったく歯が立たず、テキストを前に失望してしまったことがあった。

 「クリーンエネルギー」にせよ、「ゴミの分別」にせよ、TOEICの本番試験には、ありがちな設定であるので、自分の弱点を知ることができたのは、収穫なのかもしれない。メールによるサポート機能を使って、アルクのコーチを頼ったこともある。

 いずれにせよ、一筋縄ではいかないテキスト構成であり、この意味で、問題集ばかりガリガリとやるのとは違い、実践的かつTOEIC対策にもなる英語力が身につけられるのかもしれない。

 「ウィークリーテスト」と「マンスリーテスト」について

 最後に、テスト編、これは、ただ、面前のテストをこなすのみである。

 ただし、ウィークリーテストは気楽に取り組められるのだが、実際に提出するまで解答がわからないマンスリーテストについては、慎重に取り組んだ方が良い。

 このテストで、ある程度の点数を取らないと、コース学習の修了証が発行してもらえないからである。(当然、修了証がないと、会社から教材費の補助が出ない)

 同じアルクTOEICでも、700点コース、800点コースでは、最終日(つまり金曜日)のみが、ウィークエンドテストとして、実際のテスト練習にあてられていた。 

 900点コースになると、木・金の二日間で割り当てられており、試験に挑戦する木曜日と、解説を読み、設問の深堀りをする金曜日という、区切りが必要と思われる。

 まとめ

 総じて、アルク通信講座・TOEIC900点コースでは、タスク漬け、あるいは、テスト漬けにならず、両方のバランスが考えられた「いいところどり」である。

 高額な教材であるが、いわゆる「ぼったくり教材」ではないと思われる。

 TOEICの勉強をしたいが何をやったらいいかわからない。

 そんな人には、アルクの通信講座(TOEIC完全克服コース)をおすすめしたい。

 私自身、700点、800点コースを経て、毎日、勉強する習慣ができた。

 そして、凝りもせず、今、900点コースをチャレンジしている最中である。