うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

驚異の時間術・英語は午前中にやれ!

  限りある一日を有効に使うためには?

 勤め人にとって、毎日の英語の時間の捻出が大変である。

 そればかりではない。

 やれブログだの創作活動だのと、あれこれとやりたいことが出てくる。

 もちろん会社に行って仕事をしなければならない。

 とても1日24時間では足りないのである。

 いかにして、時間を有効に使いながら、英語の勉強の「質」を上げるか。

 その答えのひとつとして、最近の私は、英語の勉強は、平日も休日も

  「午前中に済ませる」

 ということを実践している。

 ・やりたいことを「午前」と「午後」に区切る

 TOEIC試験の日が近づいてきた。

 正直、ブログをやっている場合ではない。

 そんな時間があれば、英単語のひとつでも覚えたほうがいい。

 そういうのは、百も承知している。

 しかしながら、一日の勉強については、「量」ではなく「質」にこだわっている。

 だらだらと勉強と継続していたところで、一日の限界許容量は突破できないのではないか、と、考えるようになった。

 そうであれば、「ブログ」をはじめとする創作活動についても、英語の勉強と並行して、時間のやりくりを考えるようになった。

 注目したのは、一日の「午前」と「午後」の区分けである。

 平日、休日問わず、私は「朝活」を英語の勉強のメインステージとして置いている。

 さらに平日では、朝起きてからの「朝活」時間に加えて、行きの電車内の通勤時間、仕事がはじまるまでの始業直前時間、この三つの間に集中させることを実践している。

 つまり、仕事の合間の自由時間について、やりたいことを、「英語」と「創作活動」の大きく二つに分けて、それぞれ、

 ・英語は午前中

 ・創作活動は午後から

 という一日を正午で区切るようにして、時間の過ごし方のメリハリをつけるようになった。

 休日でも、英語の模擬試験などは、正午までに済ませて、午後は、英語以外の活動を行うように心掛けている。

 こうすることで、英語に対しての集中力が増したような気がしている。

 朝、午前中は頭の回転もスムーズだし、なにより、正午までにやる、という区切りをつけることによって、内なる「やる気スイッチ」が生まれるのである。

 ・リフレッシュするため昼寝をしよう

 それまで、平日の昼休みは、寸暇を惜しんで英語の勉強などもやっていた。

 しかし、最近は、昼休みは食後、簡単なラジオ体操をやって、午後の業務開始までは、休憩室で昼寝をするようにしていた。

 以前の私であれば、

 「昼寝なんて時間がもったいない。英語だ、英語……」

 と、焦っていたが、結果的にこれは良くなかったと思う。

 もう、朝、早く起きて、アルクの教材をやり、朝支度では、ポッドキャストの英語ニュースを聴き、通勤電車では英字新聞を読み、始業時間までに職場で、英語の復習をやっている。

 ここまでやれば、一日で十分な勉強実績である。 

 あとは、昼寝をしようが、帰宅してから、ブログを書こうが、もう十分、本日一日分の英語の勉強を済ませているので、とても清々しく、英語学習以外の趣味に打ち込められるのである。

 四六時中、英語が気になっていた頃は、実は、昼休みに英語の勉強をしても、心ここにあらずで、あまり身に付いていなかったと思う。

 むしろ、午前中いっぱいで英語の勉強を切り上げることで、心の中でけじめがついて、結果的に限りある時間に勉強を集中できる効用があるようだ。

 ・午後に英語勉強ブログが進む好循環

 英語学習のモチベーションを向上させるため、SNSやブログ活動を取り入れた。

 ひとつ問題なのは、いくら英語の勉強がテーマだとはいえ、SNSやブログをやっている時間は、純粋に「英語の勉強」とは言えないことである。

 「SNSやブログなんて時間がもったいない。英語だ、英語……」

 以前の私ならこう考えていた。

 しかし、SNSやブログを読書や執筆時間と共に「創作活動」と位置付けることによって、午後から行うことを決めてから、生活のリズムが安定してきた。

 つまり、英語の勉強に関していえば、

 ・実際の英語の勉強は午前

 ・英語勉強ブログなどは創作活動の一環として午後

 という一日の大まかな区分けをすることによって、タイム・マネジメントがとてもやりやすくなった。

 ・最後に……

 くどいようだが、1日は24時間しかない。

 そんな中で、英語も勉強して、かつ、ブログやSNSによる情報受信や発信を行いたいのであれば、社会人であれば、どうしても時間のやりくりが大変である。

 そうであれば、「英語の勉強そのもの」と、「英語の勉強の背景にあるもの」を二つに整理してみてはどうだろうか。

 どちらも「趣味の領域」であるので、あいまいにしていると、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。(当然、勉強の成果に悪影響をもたらしかねない)

 私は、やりたいことを「英語の勉強」と「創作活動」に分類した。

 そして、それぞれを「午前」と「午後」に割り当てた。

 つまり、「やりたいことの整理整頓」を行い、自分なりの時間術を実践している。