本番の試験よりも楽しみなこと……
いよいよ公式TOEIC L&R問題集7が発売される。
もはや、ひいきのアーティストが新譜のアルバムをリリースするかのようなワクワク感がある。
過去問題集の無いTOEICについて、それに近い唯一の本が公式シリーズ。
リスニングの音声も本番の試験と同じスピーカーが話しているという触れ込み。
私は、青色の公式問題集を含めて、問題集6(茶色)まで7冊すべて購入している。
価格が3,000円もするので、教材といえば高価な部類に入る。
休日ともなれば、公式問題集を使っての摸試をやることをルーチンとしている。
TOEIC受験の最初の頃は、スピーカーのお国訛りが判らなかったが、さすがに、最近は、米英加豪の区別がつくようになった。
加の男性の蓄のう症のような鼻づまり声や、豪州のボソッとしたしゃべり。
さすがに、本番のTOEIC試験では、お国訛りの違いを愉しむ余裕はなかったが……。
TOEIC公式問題集の活用法
せっかく本番と同じテイストの教材なのだから、時間も本番と同じ2時間で模擬試験をやってみよう。
私の場合は、摸試のやりすぎで、ほとんどPart7の読解問題の解答を覚えてしまっているので、それはそれで問題である。
他にも、旺文社やアルクなどが出している問題集、さらには、アルク通信講座で提出課題が前提の摸試をやっている。
それにしても、摸試ばかりやっていて、いっこうに文法・語彙の力がつかない。
Part5(語彙と文法)とPert7(空所補充)が、取りこぼしが多いので、ここがネックとなって、スコアが思うように上がらない。
それはわかっている。でもどうしたらいいのだろう。
公式問題集は慣れてくれば、2時間をやりきる感触がつかめると思う。
さらに時間配分の戦略も。
TOEIC試験で時間が足りなくて、適当にマークシートを埋めることを「塗り絵」というが、週末に公式問題集で摸試を使ったトレーニングをするようになってから、本番でも、この「塗り絵」状態を卒業し、一応、時間内に最後の200問まで到達できるようになった。
公式問題集の良いところは、1テスト200問を2時間でやり切り、さらに答え合わせに1時間(慣れてくれば…)、合計3時間、お休みの日のなるべく早い時間に、ノルマとして片づけてしまおう。
もちろん不正解には解答編にバツ印をつけて、何度かやっていて、いつもどこが間違えるのか客観的に知ることになる。
公式問題集7の発売が待ち遠しい……
公式問題集6が発売されたのが今年の2月である。
公式問題集7の発売日が、12月8日と伝えられている。
およそ10カ月ぶりの発売。
その間、コロナ禍の影響で、TOEIC試験が受けられなかった。
抽選方式になり、当選がままならず、TOEICへのモチベーションも低下気味。
そんななか、公式問題集の発売は、がぜんやる気が出てくる。
公式問題集7の発売が、いまから楽しみである。