うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

家族で共に英語を成長させよう

子供と一緒に英語を学んでみよう

 わたくし事で恐縮だが、中学生の娘がいる。

 塾の課題や学校の宿題で、パパである私を頼ってくる。

 もはや、数学に関しては絶望的。私が娘に教えるどころか、反対に、娘から教わらないと解けない問題も多い。

 社会、国語、そして、英語はまだ私が優位である。

 とくに、社会人のやり直し英語に関しては、子供と共に学ぶ姿勢が大切である。

 TOEICに挑戦している私、しつこく娘を誘ってみたが、特段、興味を示さない。

 ただし、塾の先生から、英検の必要性を説かれ、認識が変わってきた。

 私も、娘が英検に挑戦するのは大賛成だ。願わくば、パパの私がチカラを入れているTOEICに挑戦してほしい。教材、問題集は、パパのものが揃っている。

 娘が英語の資格に挑戦することで、パパの挑戦もママから理解がされる。

 とかく、家族サービスと英語の勉強の両立が大変。ママに言わせると、(私がTOEICを受けることについて)「自分ばかり好きなことをやってズルい」と言われることがある。勉強にズルいもズルくないもないと思うのだが…。

 それはともかくとして、娘の英検を応援することで、自分のTOEICの励みになる。なにしろ、自分のこんなにも身近な存在の人間が、英語の勉強をしている。

 娘から英語テストの採点をお願いされることがある。

 娘が何に間違いをしているのか、その構造を理解することで、英語学習のヒントになることがある。

 たとえば、娘は、”make”の過去形として、”maked”と書いてきた。

 ”made”ではないので、娘の間違い文章をみると気持ちが悪いのだ。 

動詞の不規則な過去形、過去完了形は、早いうちに覚えておいたほうがいいよ、と自分の経験を踏まえてアドバイス

 「今やっているのは過去形。過去完了形なんてまだやっていない。だから過去形を覚えるだけでいいの」と娘が言っていたが、それは違う、と私は反論した。

 そのうち、塾に行って、塾の先生から、過去形・過去完了形の不規則変化のプリントを渡されて、過去形だけではなく、過去完了形も覚えておくべきだ、ということを納得してくれたようだ。

 さらに、娘は、”She have”と、例文を書いてきたが、これも私からすると、気持ちが悪い。”She” は、”has”で受けるのが正しい。これは、そういうものだと覚えてもらうしかない。

 娘が、”made”や”She has”となぜ正解できないのか、それを考えると、英語の勉強を始める基礎力は、どこにつまづかせないようにするのか、興味深く注視することが必要である。それが、自分の英語学習へのフィードバックになって返ってくる。

 おとなの英語は、子供と一緒に成長しよう。