英語の試験は親子ゲーム?
晴れた5月最後の日曜日。娘が英検3級の試験を受けるという。
不案内な某大学が会場なので、私が一緒に付き合うことになった。
娘にとって、生涯はじめての英検受験。
自宅から試験会場の最寄のS駅まで同行、コメダ珈琲で、一緒に昼食、娘は、フィッシュバーガーとレモンスカッシュ、私は、いつもの玉子サンドとカフェインレスコーヒー。そして試験会場の大学まで送り届け、しばしのお別れ。
1.時間つぶしにTOEIC勉強
試験終了までの約2時間、どこかで時間を潰さなくていけない。
2時間の待ち時間というのは「想定範囲」だったので、TOEIC摸試を持参した。
結局、適当なカフェが無く、再びコメダ珈琲に入店、この日、二回目のカフェインレスコーヒーを頼む。
TOEICの良いところは、時間によって「やること」が選べることである。
2時間もあれば、摸試200問のフルコースができる。
もちろん、1時間であれば、リスニングやリーディングのセクション毎、30分なら文法問題や単語の練習。与えられた時間から逆算して、やることがいくらでもあるので、重宝している。
2.親子の優雅な休日
娘が英検を受けている間、私は、試験会場近くのカフェでTOEICの勉強。
思えば、ずいぶんと贅沢な休日の過ごし方である。
もっとも、一番望ましいのは、私も娘と一緒に「英検」を受けることである。
さすがに3級というわけにはいかないが、同じ時間帯に開催されるのならば、準1級を目指してどうだろうか?
しかし、自分は、TOEIC派である。
英検とTOEICの二刀流というわけにはいかない。
TOEICのチャレンジを許してもらえるだけでも御の字である。
いくら娘と一緒とはいえ、私の趣味が、TOEICにとどまらず、英検まで広げるとあっては、さすがに女房が黙っていないだろう。
もちろん、英検とTOEICでは傾向も少し違うので、自分は、とりあえず、今の目標であるTOEIC800点を目指すことに全力に取り組むとしている。
3.親子でTOEIC受験の夢
一番良いのは、娘が英検ではなくて、TOEICを受けけてくれればいいのである。
なぜ、娘は、今回、英検3級を受験するようになったのか。
「塾で受けるよう言われたから」が彼女の志望動機である。
あれほど私(父親)が、TOEICの受験を勧めているものの、我関せずとした娘であったが、どうして塾の先生の言うことは聞くのだろう?
いっそ、塾の先生に手をまわして、「娘にTOEIC受験を促すように」耳打ちしようかとも考えている。
いや、近いうちに、娘もTOEIC受験をする日が来るかもしれない。
同じ日、同じ会場で、同じフォームのTOEICをチャレンジする。
そして娘とTOEICスコアでガチンコ勝負。
はやくそんな日がやってくればいいのに。
君が英検に格闘している最中、パパはそんなことを考えている……。