英語を毎日やることの効用について
英語の勉強は、毎日やったほうがいい。
TOEICの高得点を目指すには、毎日の勉強を欠かさないことが第一である。
歯を磨いたり、お風呂に入ったりするように、英語の勉強を毎日のルーティンに加わえてみる。いったん勉強の習慣が定着すると、やらないと気持ち悪くなる。
そうなればしめたものである。
少しでもいいから、毎日、英語を勉強する習慣をつけることは、何も、TOEICのスコアアップだけが目的ではない。
それは、日常生活で、英語のアイドリングをかけておくことによって、とっさに英語が必要となる場面に出くわした場合、すんなりと英語が使えるようになる。
私は、毎朝、英語の勉強をやっている。
これは、クルマを持っている人ならば、朝の暖機運転(アイドリング)のようなものである。自分の脳みそに、英語の血流を注ぎ込むことによって、もしも、職場などで、英語に頼られた場合、その期待に応えることができるからである。
たとえば、他の部署で、外国人と英語でコミュニケーションを図らなければならない場面、藁をもすがる思いで、私に頼ってきた人がいたとする。
そんな人の力になりたいと思う。
そのことで、相手との信頼感が醸成される。
また、ひとたび、英語スキルの信頼感が生まれたら、「英語のことならアイツに聞け」と勝手に伝搬される。
人間は、恥はかきたくないものである。そうなると、ますますその期待に応えるべく、自分のスキルを磨かなければならない。
これが、好循環を生まれるのである。
周囲からの信頼、期待、そして、尊敬のまなざしこそ、英語から逃げない環境に自分を追い込むことができる。
それで、毎日、英語のアイドリングを欠かせない。
そんなことを繰り返していくうちに、結果として、TOEICのスコアアップにもつながることになるのなら、こんなにうま味のある話はない。
ただ、ある程度、根気よく地道な継続が必要である。
だれでも、すぐに英語ができるようになるわけではない。
けれども、毎日、勉強していると、じわりじわりとその効果が出てくる。
もちろん、TOEICのスコアが上がればそれに越したことはない。
ただし、TOEICスコアは、参考程度にとどめておいたほうがいい。
スコアに一喜一憂することなく、例えば、英語で書かれたインターネット記事や英字新聞を音読したり、さりげなく、英語を勉強していることをアピールすることによって、周囲の眼も違ってくる。
黙っていては何も変わらない。
まずは、愚直に、毎日の英語の勉強を継続することをおすすめしたい。